同棲をしていたり、ちょくちょくお互いの家に行きあえるようなお付き合いをしていると、いつの間にかお互いの私物がたまっていることがあります。
付き合っているうちには
「この前来てくれたときこんなことあったなぁ~」
なんて思い出を振り返って楽しめるものですが、別れた恋人の私物となると目に入るだけで心が痛くなりますよね。
「この前来てくれたときはあんなに楽しかったのに・・・」
こんな風に一気に気持ちが逆転してしまいます。
特に別れても元彼を忘れられないのなら、いくらもう帰ってこない元彼の私物でも手元に置きたくはありませんよね。
ですが、だからといってその荷物を捨ててしまうのはちょっと待ってください。
その私物を使って元彼と会い、復縁を近づける方法があるのです!
そこでこの記事では、元彼の荷物を返す連絡や、返す時に会う事で復縁に近づける方法についてご紹介します。
元彼の荷物を返す連絡で復縁を近づける方法
すでにタイトルにも書いてありますが、荷物を返す時の連絡や、会って返す時を復縁に近づけるチャンスにするということです。
円満に別れたとしても、別れた後はお互い気まずさが残って連絡がしづらいもの。
だからこそ
「連絡したら迷惑になって余計に嫌われないかな」
と不安になってしまうのですよね。
なので別れた後に連絡をするには何かしらの【用件】を作って連絡するのがセオリーなのですが、現実的に考えると別れた相手にそうそう用事っていうものはできません。
大体が「声が聞きたい」「寂しい」といった一方的な願いから連絡したいと思うからです。
ですが、荷物を返すための連絡というのはこの【用件】としてしっかり成り立っています。
そもそも用件を作った連絡というのは、元彼からの返事を必ずもらうためのテクニックです。
なので適当に用件を作っても既読スルーをされたり完全無視を決め込まれてしまうことも少なくはありません。
荷物を返す連絡で気をつけるべきポイント
高確率で返事がもらえるようになる荷物を返すための連絡ですが、気をつけなければいけないことがあります。
それは、せっかくの連絡をすぐに終わらせてしまわないことです。
具体的に言うと、あなたが「荷物を返す」という連絡をしたとして、彼に「いや、いらないから処分して」と言われてしまわないようにしたり、ただ彼の荷物を彼の家に送り返すことで話が終わってしまわないようにするということになります。
彼からの返事が見込める連絡なのに、連絡のやり取りも、会って話すこともできないままで終わってしまうのはとてももったいないことです。
これではチャンスを不意にしてしまいますのでしっかり対策を練りましょう。
話は小出しにする
これは気になる人との連絡を長続きさせるための基本テクニックです。
元彼と連絡をするときは、必ず話を小出しにして何度でもメールができるようにしましょう。
具体的には、
- 1回の連絡に用件は1つだけにする
- 1回の連絡に質問も1つだけにする
- 彼から質問文のある連絡をもらっても100%は答えず、また彼が質問できるように働きかける
こういったテクニックになります。
例えば、
私の部屋に○○の置いていった××と□□があるんだけど、これどうする?
もしいらないなら捨てちゃうけど、必要なら教えて~!
会って返してもいいし、忙しいなら送るよ!
ただ今週はちょっと忙しいから、会うにしても送るにしても返すのは○日以降になるかも><」
この例文ですが、これは駄目な例です。
一見普通の文章に見えるのですが、この例文では、
- あなたの部屋に元カレの荷物があるということ
- どんな荷物がいくつ残されているのかということ
- あなたは捨てる、会って返す、送り返すのどんな形でも対応できるということ
- 今後のあなたの予定
こうして分けてみると分かりますが、4つも話が出てきています。
これでは元カレに情報を与えすぎてしまっているので、すぐに話が終わってしまうのです。
ビジネスメールのように、読み手に分かりやすく、手間をかけないようにするメールとしては満点なのですが、やり取りを1回でも多くしたい復縁メールにとってこれではいけません。
ですので荷物の件で元カレに連絡をするのであれば、
まずはこの本の一言の連絡からでOKです。
もしこれで返事があれば、
こんな感じで一つ一つ話を小出しにしていきましょう。
話を長く続けるために、電話ではなくメールやLINEで連絡できると理想的ですね。
とても文字数も少ないシンプルな連絡になりますが、こんな連絡の仕方には話を長続きさせる以外の効果もあります。
それは、元彼を連絡疲れさせないことです。
男性はとくに、メールやLINEで長い文章を読んだり書いたりするのが苦手な人が多い傾向があります。
なので、男性同士のLINEでは、
「りょ」
これぐらいのとても短い文章でのやり取りが当たり前に行われているくらいです。
付き合う前は長かった彼のLINEも、付き合いが長くなってきてから段々そっけなくなったり、短くなったりしていませんでしたか?
そんなシンプルな連絡こそが男性にとっては一番負担がなく、素でできる連絡なのです。
彼の荷物の価値をアピールする
せっかく勇気を出して連絡しても、彼が「荷物いらないから処分して」と言ってしまえば話はそれで終わりになってしまいます。
ですので、彼が思わず荷物を返してもらいたくなるように、
- 彼があなたの部屋に置いてあるものを大事にしていたエピソード
- 彼の荷物の中に高価なものが混じっているということ
このような点を伝えて、彼が荷物を返してもらったほうがいいと思えるように働きかけましょう。
同じように、彼の置いていった荷物が多いようであれば、
できれば会って返させてもらえると助かる><」
と事情を話してみると、会って返せるようになる可能性も高くなります。
もし元カレが「着払いで~」と言ってくるようであれば、
- 荷物を送ったことがないのでやり方がわからない
- (割れ物などがある場合)大事な荷物なので梱包などの手間がかかってしまう
- 箱が大きくなってしまって送料が大きくなってしまう
- 予定が詰まっていて送るまでに時間がかかってしまう
といった理由から断るようにして、会って返すチャンスがつかめるようにがんばってみましょう。
会って返すときに復縁に近づける方法
彼と会えるチャンスがつかめたら、やっぱり連絡よりも会うほうが断然に距離が縮まりますから、かなり復縁に近づくことができます!
ただしもちろん、その為に気をつけないといけないことはあります。
改めて別れの原因を謝る
ちょっとツライかもしれませんが、喧嘩の原因や交際中に元彼から「こうして欲しい」というお願いをされていなかったかを細かく思い出してみてください。
一旦冷静になるとこれまで気付いていなかった相手の価値観にたくさん気付けると思います。
気付いたことは忘れないようにメモに残しておくのもオススメですよ。
生まれたり育った環境が違う二人なのですから、価値観の違いがあっても当然です。
大切なのはその違いを受け入れること。
そして、会ったときにきちんと面と向かって謝ることです。
事前の連絡段階で謝っていたとしても、やっぱり面と向かっての謝罪の方が気持ちが伝わりますし、わだかまりもなくなりやすくなるもの。
謝った後には「できればこれからは友達に戻ってくれたら嬉しいな」とさりげなく提案をして、今後も会ったり連絡できるような間柄になるように話を持っていきましょう。
会う前に自分磨きを忘れない!
せっかく元カレに会えるのですから、復縁のためにはイメージアップを図ることが効果的です。
ですので例えば、
- 会うまでにダイエットをしておく
- 服装を変える
- 彼の好みのメイクを研究しておく
など、彼がパッと見て
「何かあったのかな?」
と疑問に思ってもらうようにしましょう。
自分磨きを軽く見てしまう人が多いのですが、人の第一印象は見た目が9割といわれるくらい重要なポイントです。
可能であれば荷物の受け渡しは何回かに分ける
彼の置いていった荷物が多いようであれば、わざと返す荷物を小出しにするのもオススメです。
その分会う回数が増えるので、『単純接触効果』という心理効果の恩恵も受けられます。
この単純接触効果とは、人は、顔を合わせたり話をする機会を多く持つ相手に好意を抱きやすい、という原理です。
接触頻度が多ければそれだけ相手の心に残りやすいし、親近感も増すという、非常に理にかなっている原理と言われています。
辛くても笑顔!
別れてからはじめて会うときは相当な緊張をすると思います。
彼の反応も逐一気になるでしょうし、思ったとおりの反応じゃなければ落ち込んでしまうような気持ちにもなるでしょう。
しかし、その素直な感情を表に出してしまうと、彼も別れた罪悪感や「一緒にいても気まずいだけだな」という思いを大きくしてしまい、今後につながりにくくなってしまうのです。
ですので、出来る限り笑顔を心がけましょう!
人が誰かを好きになるときに一番惹かれる部分は、「一緒にいて楽しい!」と思える部分です。
もちろん趣味や価値観が合っていればこう思える機会も多いと思いますが、仮に趣味や価値観が違ったとしても、接し方によって楽しいと思ってもらえる機会は大いに増えていきます。
そこで注意すべき点は、
- 荷物を返す以外に、彼の好きそうな場所に立ち寄る
- 楽しい、嬉しいといった感情は素直に表現する
- 「彼だったらどうしたら喜ぶかな」を考えて発言、行動をする
彼と会うときには、このような行動を心がけましょう。
難しいときは友人に協力してもらって複数で会うことも考えておく
自分ひとりで頑張るのが難しいときには、無理をせず誰かに協力をしてもらいましょう。
友人の協力があれば、二人きりで会うことが気まずくても、複数人で待ち合わせすることで楽しい時間を過ごせるようになります。
ただし、言い換えると友人経由であなたの気持ちが元カノに伝わってしまうことも考えられるので注意が必要です。
元カレのことで協力をしてもらうのは、信頼の置ける友人のみにして下さい。
また、可能であれば複数人で会うときにはただの荷物の受け渡しだけでなく、そのままご飯に誘ったり、どこかに出かけるように予定を汲みましょう。
友人が協力してくれるようであれば、あなたから提案するのは難しいでしょうから、友人から提案をしてもらえればスムーズに話を進めることができます。
会った後は必ず連絡
二人きりで会って荷物を返した時でも、複数人で会った時でも、終わった後には必ず元カレに連絡を入れましょう。
ただし、
「今日の(元カノ)はとっても可愛かったよ!」
といった強引な話の進め方や元カレをべた褒めするような表現は、未練ととられやすく彼も返事がしづらくなるので避けてください。
送るべき内容としては、
- わざわざ直接受け取ってくれたことへのお礼
- 久しぶりに会えたことの感想(「元気そうでよかった」等)
- (まだ荷物が残っている場合)次回の予定に対しての一言
これくらいで十分です。
肝心なのは、こういった友達に送れるような気軽な連絡を自然に送ってしまうことで、元彼にも「会う前よりずっと連絡しやすくなったな」と思わせることにあります!
用事があるというのは復縁にはかなり強い武器!
元カレに連絡できる用件があるということは、復縁においてとても強い武器になります。
こういった復縁では元カレが自分の荷物の存在を忘れていたり、荷物への執着がなくなる前に連絡をする必要があります。
つまり、スピード勝負なのです。
迷っている時間や、「どうしたらいいのか分からない」と迷っている時間があるなら、この記事を参考にまずは行動を起こしましょう!
また「喧嘩別れ後の男性心理」も参考になると思いますのでご覧ください。