元彼、元カノと復縁したい、そして、その先に結婚をしたい。
復縁を目指している人なら、こうやって将来も考えるものです。
でも、一瞬の気の迷いで自分が恋人を裏切ってしまった経験のある人にとっては、叶えたくても叶えられない願いのように感じてしまうかもしれません。
別に浮気相手に本気になったわけではないけど、裏切ってしまったことは事実。
自分が傷つけた人とまたよりを戻して、しかも結婚というゴールを目指したいなんて、欲が多すぎると思って復縁に後ろ向きになるのも無理はありません。
でも、誰にでも間違いはあります。
もちろんその間違いの大小はありますが、一度でも間違った人がまた幸せになろうとするのを否定する権利は誰にもありません!
浮気をして傷つけてしまった経験があるからこそ、傷つけられてしまった人の気持ちも、浮気をしたことを反省して苦しむ人の気持ちも、両方分かるのではないでしょうか。
本当に反省している人は二度と浮気を繰り返しません。
それどころか、一人の相手に今までよりも深い愛情を注げるようになると言われています。
ただ、あなたにその気があっても、肝心のお相手がなかなか復縁婚をする気にもなってくれないのが悲しいところ。
復縁結婚というのは自分の「結婚したい」という気持ちだけでなく、将来をイメージさせていくという事が大前提にありますから、慎重さも必要になります。
そこでこの記事では、自分の浮気が原因で別れたけど、後悔して復縁結婚を目指している方へ向けた復縁テクニックをご紹介します!
浮気をしたことで別れたとき、相手はどんな気持ちになっているか
浮気をしてしまった側の気持ちはこの記事をご覧の方ならよくわかると思います。
では、浮気をされてしまった側の気持ちはどうなのでしょうか。
結婚はもちろんのこと、復縁をするためにもお相手の気持ちは分からなくても、
という”理解”や、理解しようとする姿勢が必ず必要になります。
人を愛するということは、相手の気持ちを無視して自分の好きなように楽しめばいいというものではありません。
「恋人のことを思ってしている」と思うこと自体が、自分本位になってしまっていることも十分にありうるのです。
相手が喜びそうなことを自分から考えてして、相手が嫌がりそうなことは自分から避けてあげる、そういった相手の気持ちを汲む姿勢が何より大切なんですね。
もちろん、自分ではない人の気持ちを100%理解するというのは現実的には無理な話です。
だからこそ、相手の気持ちがわからないというのは決して悪いことではありません。
ただ、知ろうとする姿勢があるのとないのでは大きく違います。
裏切られた気持ち
浮気をされた側がまず必ず感じるのはこの「裏切られた」という思いです。
たしかに結婚や婚約をしていないカップルには「恋人以外の異性と男女の関係になってはいけない」と決められているわけではありません。
ですが、恋人になったからには相手が自分だけを見てくれると思うのは当然のことですし、そうであってほしいと思うのが普通の感覚です。
それを自分の知らないところで「いない存在」「ないがしろにされていた」と分かれば誰であっても傷つきます。
浮気をされた側がただ傷つくだけでなく「裏切られた」と少し攻撃的に感じてしまうのはそれだけあなたのことを信用していたからです。
信用はモノをあげることや時間を費やせば回復するものではありません。
異性が怖くなる
一般的に女性は「男は浮気をする生き物」と考えています。
そして、同時に男性も「女は浮気をする生き物だ」と考えています。
つまり、元カレも元カノも心の奥底では自分の恋人の浮気を心配しているのです。
ですが、付き合ったあなたがお相手にとって信用に足る素敵な存在だったからこそ、これまでは「男は/女は浮気をする生き物だけど、この人は浮気をしないだろう」と思ってもらえていました。
しかし、結果としてそれが覆されてしまったので、
という疑心暗鬼になってしまうのです。
よく恋人に浮気をされてフリーになった人が「男性/女性恐怖症なんだよね」なんて口にしていることもありますよね。
自分の勘を信じようと思い込む気持ち
これはあまり恋人同士での信頼関係を築けていない場合に感じさせてしまう気持ちです。
特に女性に多いといわれますが、恋人や家族など、親しい相手には俗にいう”第六感””虫の声”が働くといわれています。
なんとなく悪い予感がしていたら家族が出先で怪我をしてしまった…というようになんとなく恋人の浮気に感づいてしまう人も多いものなのです。
そういった場合、たいていの人はしばらく恋人を泳がせたり、浮気をしていることを認めるかどうかカマをかけようとしてきます。
おそらく浮気をしている方はシラを切りますが、結果がクロだったと分かったとき、浮気をされた方はあまりショックを受けないことも多いのです。
それは、自分の勘が働いてある程度の予想ができているためです。
ただ、当然ショックは受けますし、もう二度と同じ思いをしたくないという思いも当然生まれます。
だからこそ、シラを切っていた時の言葉を一切信用せず、これから自分の勘を頼りに生きようと決め込んでしまうのです。
よく復縁活動で「元恋人が自分が成長したことを理解してくれない」と悩む人が多いのですが、それもこの「もう自分以外の人の言葉は信用しない」という決め込みがそうさせてしまっているのです。
復縁結婚をするために
当たり前ですが、結婚したいと思う前に、まずは復縁をすることが大切です。
あくまでも結婚はお互いを思い合う中での延長線になりますから、結婚の為に復縁をするのではなく、支え合える2人となって復縁をすることで
と思ってもらえるようにするのが、復縁婚を達成するための秘訣になります。
ただし、この前にお話ししたように、浮気をされたお相手は傷の深さからあなたへの警戒を強めているのは明らかです。
お相手に対して思いやりのある気持ちを持つこと
男性においては「自分が養っていく」という思いがあるからこそ、そう簡単に結婚を決断する事はありません。
また、女性の場合は出産があるので時間的に焦りを感じるため、なるべく早めに結婚を決めようとします。
そのため、お相手が男性なら時間がかかることを見越して早めにあなたとの結婚のメリットを理解してもらう必要がありますし、お相手が女性なら別の誰かに奪われる前に復縁を果たさなければいけません。
男性も女性もマリッジブルーになりますから、いかに相手にとって結婚というものをナイーブに考えないようにするか、という点が大切になります。
その為には
「いつも自分ばかり我慢してる」
「こっちがたくさん考えてメールをしているのに、向こうは簡単に無視してくる!」
このように、自分の感情を主体にしないことが重要です。
結婚をすれば何年、何十年と添い遂げることになるからこそ、今の状態だけで物事を判断したり、攻撃的なお相手の言動に対して衝動的に反応しないという部分が必要になってきます。
元々結婚を前提にしていた人であればある程、相手はあなたが自分に対してどのような対応をするのかという点を実はよく見ているのです。
”結婚したくなる時”をしっかり把握してアプローチをする
普通の復縁と違い、あなたが浮気をして別れた場合、お相手に復縁しようと思ってもらうためにはかなりポジティブなイメージを持ってもらう必要があります。
どんなに試行錯誤したとしても、
こんな風に思わせてしまってはいけません。
だからこそ、お相手が結婚をかなり前向きに考えるチャンスにアプローチをすることで、
と思わせるよう働きかけ、より復縁と結婚をリンクして考えてもらいましょう。
まず、人が結婚をしたくなる時というのは、
- 30歳間近になるタイミングや、年齢を重ねるタイミング
- 友人、知人が結婚した時や出産をした時
- 家族や親せきから結婚をせかされた時
- 体調を崩したり仕事が忙しく、自分の身の回りの事すらもままならない時
- 仕事の忙しさや家庭のトラブルから解放され、自由な時間が増えた時
このようなタイミングであることが多い傾向があります。
そのため、アプローチのタイミングとしては、
- お相手の誕生日前後
- お正月、ゴールデンウィーク、お盆などの大型連休
- 季節の変わり目
- お相手の仕事の繁忙期が落ち着くタイミング(決算後など)
このようなタイミングがベストです。
アプローチに適したタイミングは決して少なくはありませんから、積極的に動いていきましょう。
あなたとよりを戻した時のことを想像させる
これは「復縁して恋人に戻った時のこと」ではなく「復縁婚をして夫婦になったら」という視点で考えてください。
パートナーとなった時のことを想像させる為には
- お相手の金銭感覚に合った振る舞いをする
- あなたが子供と上手に触れ合っている様子をアピールする
- お相手の理想に近い夫婦像をアピールする
- お相手の良いところを口に出して褒める
このような言動によって、お相手が認めるものを自然にすり合わせていくという行動になります。
復縁を目指すということは、お別れの際にあなたとの関係を「諦めた」という思いがあるからこそ、基本的にはあなたとの関係には自信を失くしている状態なのです。
だからこそ、あなたの伝える言葉や行動でお相手の価値観と合っているということ、お相手を認めているという姿勢を見せていければ、自然と一緒にいる時間を求めるようになります。
それは、あなたがお相手にとって「自分を認めてくれる存在」になるからです。
自分を認めてくれると感じられれば、
「別れた時とは変化も見えるし、僕も一緒に成長したい」
「自分を認めてくれる人を手放したくない」
という意識が高まり、他の誰かではなくあなたとの復縁、そして将来を考えて頂けるようになるという訳です。
また、パートナーとなった二人をイメージさせる手段として、家庭的な面を見せるというのも効果的です。
昔は男性が外で働き、女性が家事で家庭を守るのが主流でしたが、今の時代はそうとは限りません。
男性でも、家庭的な技術を身に着けることはとても重要です。
家庭的な面といっても文字通りの家事、つまりは「家の仕事」だけではなく、お相手が「この人との家庭は良さそうだな」と思える面を見せられたらいいのです。
例えば洗濯機の回し方を知らなくても大丈夫。
その代わり、どんなにお相手に抜けている部分があったとしても、お相手のご家族や友達の前では、お相手をこの世で一番素晴らしい人間だと褒めることができるくらいの話術と、お相手の見方であるという立場をアピールできれば、それも十分家庭的な面と言えるでしょう。
家庭的な面を見せるというのはつまり、
【誰かに自慢したくなるような一面を見せる】
ということを意識してやってほしいのです。
料理1つにしても、お相手の好きそうなレパートリーを増やしたり、苦手な食べ物を好きになる様なメニューを作ってみたりと、ただ料理をするだけでなく、そこに思いやりを感じさせることが大切になります。
さいごに
厳しいことを言ってしまいますが、一度裏切った状態からの復縁はゼロからではなくマイナスからのスタートです。
この先どんなにがんばっても、信用を取り返せないかもしれない…そんな不安が消えないかもしれません。
ですがそういった不安に負けず、改心して誠実さを身に着けたあなたをアピールし続けることが、お相手と復縁結婚をすることなのです。
しかし、結婚は当然2人の合意がないとできませんし、その合意は簡単に取り付けられるものではありません。
人生を決める大切な決断だからこそ、お相手の心をこれまでにないほど大きく動かすことができなければ、残念ながら結婚にはたどり着けないでしょう。
でも、今回ご紹介した部分を把握したうえでアプローチができれば、復縁結婚は決して夢ではありません。
茨の道だからこそ、乗り越えた先に幸せも大きなものです。
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