彼氏と別れるギリギリな状態な人はいませんか?
「別れたくないけど、カレが頑固で認めてくれない」
このように引きとめたいのにどうしたらいいのか分からないのはとても不安だと思います。
一度別れてしまえばいいと言う人もいるかもしれませんが、そうするともう彼と二度と一緒になれるかどうか、先のわからないことに期待をし続けると言うのはなかなかしんどいはずです。
と思う人も多いのではないでしょうか。
そんな時は、ぜひ怖がらずに彼を説得することも考えてみてください。
カレが別れ話を切り出した状態でも、自然消滅や一方的な音信不通にされていない限り、説得の余地があります。
そこで今回は、別れ話を切り出した彼氏と別れたくない彼女へ向け、別れを回避するための説得方法をご紹介します。
彼の言い分を聞き、同調する
まずは彼が何を思って別れを決意したのかといった考えを知ることがスタートです。
ですので、何よりも先に彼の話を聞いてあげるスタンスを持ちましょう。
そのために効果的なのは、具体的なテクニックとして一番オススメなのが、心理カウンセリングの分野でも必ず使われる【傾聴】です。
文字通り、傾いて聴く、相手の方に体を傾けるように親身になり、さらっと”聞く”のではなく、言葉一つ一つをしっかり受け止めるように”聴く”ことになります。
そんな傾聴のポイントですが、別れを引きとめるという点を重点に置くと、
- オウム返し
- 要約して繰り返す
- 話の腰を折らない
- 同調する
こう言った点が重要になります。
特に同調するというのが一番重要です。
特に男性は、少しでも恋愛感情を意識していれば
「自分の考えを分かってくれるか」
という点を重視しますから、分かり合えないと実感すれば生涯一緒に過ごしていく相手ではないと判断して心が離れていってしまいます。
ですから、彼が「お前の○○なところが前々からダメだったんだ・・・」と言われた時でも、
と相手の気持ちや、これまでの行動に対して同調してあげましょう。
こういった同調が出来ると、
「今後もこうやって解決していけば良いんだ」
と不安が安堵に変わり、別れを意識するというよりも、そこから彼とあなたがどう関係を築き直すかに意識が変わっていきます。
人の話を聞くということは、案外神経を使うものなのです。
しっかり彼の話に耳を傾け、彼が言いたいこと、思っていることを全部話せるようにしてあげましょう。
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言い訳のない素直な謝罪
ただ謝るだけでは彼の心には届きません。
- 何が彼を傷つけたと分かっている
- 傷つけたことにどう責任を取るのか
- そのためにこれからどういったことをするのか
こちらを踏まえ、謝ることによって謝罪の重みを増していきましょう。
大切なのは
と実感させることにあります。
口先だけのごめんなさい、もうしませんでは、もう別れ話をされている段階では効果を発揮してくれません。
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とりあえず、彼の話は全部肯定する
彼を説得するために、要所要所で彼の言い分を否定するようなこともあるかもしれません。
でも、だからといって感情のままに彼の言葉を否定してしまうのは一番やってはいけないことなんです。
例えば、
- 「その考えは違うよ、だって○○は○だし」という理論的な否定
- 「気持ちは分かるけど、普通は○○でしょ」という他者と並べる間接的な否定
- 「どうしてそんなこと言うの?私は○○なのに」という感情的な否定
こういった言葉はつい別れ話の時にはとっさに出てしまいがちですが、引きとめたいのならぐっと我慢しなければいけません。
なぜなら、こういった言葉は彼の考えや価値観そのものを否定してしまうことになり、彼を余計に怒らせてしまうからです。
ですので、
「私はこんな思いでいたんだけど、○○君にはそう思わせてしまっていたんだね」
このように、彼の意見を否定せずに説得するように意識してください。
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別れ話を彼目線で考えていることを見せる
別れるか別れないかの瀬戸際であれば、あなたの感情もぐちゃぐちゃになってしまうと思います。
ですが、だからこそここで、
「私は辛いけど、この方が”○○君にとっては幸せ”なのかな・・・」
と、自分本位ではなく彼目線で考えていることをしっかりアピールしましょう。
幸せを願われて嫌な思いをする人はいませんし、自己犠牲に見えるようなこの姿勢は、別れを切り出した側に罪悪感を芽生えさせるキッカケにもなります。
別れの覚悟の中にあった僅かな心の隙間に上手く入り込み、恋愛感情を生じさせるものこそが、この罪悪感です。
「俺、本当にこれで後悔しないかな」
こんな風に思わせることが出来れば、説得はほぼ成功している状態と言えます。
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しつこい連絡は絶対にNG
彼の返事が遅かったり、とにかく話し合うチャンスが欲しくなると、つい連絡も増えてしまうことと思います。
彼氏と話ができれば不安も少しは薄れると思いますし、だからこそ怖さ半分、返信が欲しいのが半分、そんな気持ちでつい連絡したい気持ちが大きくなることでしょう。
ですがやっぱりたくさんの連絡を受ける方は、返す予定のない連絡を大量に受けたらいい気持ちにはなりません。
いい気持ちにならないだけじゃなくて、
- 「怖い」と思わせてしまう
- 「面倒くさい」と思わせてしまう
- ブロックしようと思ってしまう
こんな風にチャンスを失ってしまうことになりかねないんです。
どうしてもスマホや携帯を手放せないようであれば、彼以外の人に連絡をして気持ちを分散させましょう。
些細な振る舞いにも気を払う
もしかしたら彼は、別れ話を電話やLINE、メールで済ませてくるかもしれません。
会わない分失敗も少ないかも・・・と思いがちですが、かといって気を抜いてしまっては説得は失敗してしまいますよ。
顔を見ていなくても、声や文章だけでもテンションは伝わります。
例えば電話の時であれば、
- 早口にならないようゆっくり話す
- 彼の話に対して相槌を忘れない
- 言葉が上手く出ないときはじっくり時間をかける
LINEの時には、
- 彼の返事がない状態で何度もメッセージを送らない
- 絵文字やスタンプは使わない
- 「・・・」「!」「?」を多用しすぎない
こういった部分に注意をしましょう。
顔を突き合わせて話さないからこそ、些細な振る舞いが彼に強く印象付けられます。
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意地を張らない
別れ話となると、あなたの中で
「彼の言っていることは間違ってる」
という気持ちが強くなってしまうかもしれません。
本当はツラくて悲しいのに、涙と一緒に怒りや「言い返さなきゃ」という気持ちが生まれてしまうこともあるでしょう。
ただ、そこで意地を張ってしまえばお互いを否定する形になり、どんどん印象が悪くなります。
あなたが意地を張らないと分かれば、彼は自分の話や気持ちを聞いてくれる状態なんだと実感して、次第にあなたと腹を割って話してくれるようになりますよ。
その時にいかに同調する姿勢を持って接してあげられるかが、ポイントになってきます。
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わざと冷却期間をおくのも効果的
きっと別れを口にされた時点で心臓はバクバクして不安でいっぱいだと思います。
でも、それは時間を追うごとに段々落ち着いてきますから、あなたの心を落ち着かせる時間稼ぎのためにも、
という意志を彼に伝えましょう。
これは電話で別れ話をされたときも、LINEでも同じことです。
私が今ちゃんと聞ける状態じゃないから、悪いんだけどもう少し時間をちょうだい」
とシンプルに伝え、その間に心を落ち着かせたり、引きとめる対策をより具体的に練るなどしていきましょう。
別れ話をされた段階で距離を取るというのは、身近に感じられない寂しさや不安、別れてしまうんじゃないかという焦りを感じてしまうかもしれません。
しかし、それは違います。
お互いに「別れたい」「別れたくない」という平行線になっているからこそ、一旦時間を持つことでお互いの気持ちを理解し合えるというメリットがあるのです。
何より、冷静さを取り戻す時間が取れるわけですから、相手を責めるという状況よりも、自分がこれまでにしてきた行いや、甘えていた部分に意識を向けられます。
そして「どうしたら変われるんだろう」「何をしたら彼に考え直してもらえるだろう」という疑問の答えを見つけられるきっかけとなるものです。
この姿勢を持つこと、そして身近に感じていないからこそ、その間で変化や成長を身につけられれば、時間が明けた時に
- 今までに無い魅力
- 本来持っていた魅力
として彼に伝えられますから、以前とのギャップから一気に復縁を意識させることができます。
物事を進めるには、いつだってタイミングが重要です。
そこはあなたの観察眼が試されるので、しっかりと見極める努力をしましょう。
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静かな涙を見せる
涙は女の武器、と言いますが、武器にするためにはそれなりの見せ方というものがあります。
別れ話で見せる涙となれば、急な別れ話に驚いてわんわん泣きだしてしまったり、あなたの言い分を分かってくれない彼にイラだって出てくる涙がイメージされるでしょう。
もちろん、この涙では彼の心を取り戻すことはできません。
それどころか、子どもっぽい、かんしゃくを起こしているから冷静じゃないと思われてきちんと説得できる場を設けてもらえなくなってしまいます。
彼の心を引きとめるための涙の見せ方は、「静かな涙」です。
彼から「別れよう」と言われた瞬間に、ほろっと頬に伝う涙を流す。
これが彼を説得し別れを考えさせる涙の見せ方になります。
説得の場や別れ話の席で、悲しければ彼の目の前で涙を流してもいいんです。
場合によっては、
と猶予をもらえるキッカケにもなりえます。
こういった静かな涙は、男性に罪悪感を持たせることが出来るのです。
わんわん泣くような涙の見せ方では、彼に罪悪感を持たせるというよりも
「面倒くさいなあ」
という印象が先に来てしまうので、あまりに感情的な態度では意味がありません。
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さいごに
本当なら、別れ話をされる前の段階で食い止めたいと思いますよね。
しかし、カップルにはいろいろありますから、当然それが難しいこともあります。
だからこそ別れ話になった時には今回ご紹介したように、彼の気持ちを汲みながら自分の意見を伝える中でも同調してあげることが必要なのです。
お付き合いをし始めたときに感じていたであろう、
「大切にしてあげなきゃ」
といった気持ちをもう一度思い出してみれば、相手が求めていたものや、別れ話をされる理由も見えてくるはずです。
別れ話は終わりの始まりではありません。
今回の別れ話でお互いの信頼をより深いものにするという意識を持って、正面から彼に向き合いましょう。