芸能人の復縁婚などを見ても分かるように、最近では復縁恋愛、復縁婚、復縁再婚が目立つようになってきました。
少し前までは「草食系男子」「肉食系女子」と女性が恋愛に積極的な印象が強かったと思いますが、最近では男性も女性も恋愛に消極的で、
- またゼロから相手を探すのが面倒
- 恋愛そのものが面倒くさい
- ロマンチックな恋より、お互いを知り合えた相手と安定した結婚をしたい
このように思う方が増えてきていて、お互いのことを良く知り合っている、一度別れた相手と再び一緒になろうする人が一般的になっているのも要因の一つでしょう。
しかしこの状況、離婚した相手と復縁したい方にとってはとても言い状況であるのは確か。
離婚した夫婦の復縁が増えたことで、復縁するためのきっかけや関係修復の方法がある程度まとまってきたのも事実です。
そこでこの記事では、離婚した相手と復縁できる夫婦関係の修復方法のまとめをご紹介していきます。
冷却期間をしっかり設ける
特に感情的に別れた場合や、相手を傷つけて別れた場合には冷却期間はとても効果を発揮します。
普通の恋愛からの復縁の場合、冷却期間はそう長くしなくても問題がないケースがほとんどです。
しかし、離婚からの復縁を目指す場合はそうはいきません。
なぜなら、
- 離婚調停
- 離婚に関する手続き
- 慰謝料に関する手続き
- 引越しなどの手続き
- 両家や両方の職場への説明、根回し
など、離婚の仕方によってはこのように手続きが続き、お互いが会うことがなくても相手のことを考えるだけでうんざりしたり、ネガティブな感情を持ちやすいからです。
もちろん離婚の原因、離婚時のお互いの様子などにもよって変わりますが、離婚から復縁するのなら最低でも半年程度の時間を要することもあります。
ただし、上に挙げた手続きなどの件で「連絡をしないといけない」という状況はどうしても生まれることでしょう。
ですので、厳密な意味での冷却期間を設けることは出来ませんから、
- 相手から聞かれたことだけ答える
- 自分から会おうといわない
冷却期間中はこの2つを守るようにした方が効果的です。
離婚は気軽な気持ちで決められるものではありませんから、そう簡単に考えを改めて復縁できることはありません。
つまりその分頑なになってしまいますから、あなたから「会おう」と言えば「何でそんな時間を取ってやらなくちゃいけないの」と反発心を持ってしまいます。
ですが、どうしてもしなければいけない連絡の端々で、
「子供のことよろしくね」
「何かあれば仕事中でも連絡ください」
といった気遣いの言葉が見えてくれば、頑なな相手の心も段々解きほぐされていくのです。
また、こうして優しさを垣間見せることで、相手の方から連絡を増やせるようになるという隙を作れることにもなり、距離が縮まるきっかけになります。
ただし、あまり距離が縮まらないからといって相手のご家族などから聞き出そうとするのは絶対に避けましょう。
離婚の原因を掘り下げ反省し、謝罪の姿勢を見せる
離婚からの夫婦関係の修復を考えた時、まず考えるべきことは「離婚の原因」です。
性格の不一致、金銭問題、浮気など最終的な離婚理由はさまざまであったことでしょう。
しかしこれは相手が離婚を決めた最終的な理由であって、それ以前に小さな離婚の原因がいくつも積み重なって離婚に達した場合が多いのです。
ですので、冷静になれたらきちんとそれを謝りなおしましょう。
この謝罪の連絡から相手も「やっと分かってくれたか」とあなたを受け入れられるようになります。
夫婦問題はどこの家庭でも大なり小なり抱えているものです。
それでも仲睦まじく夫婦生活を送っていくためには、小さな問題を放置せずにできる限り解決していくことが重要でした。
離婚をしてしまった最終的な理由ははっきりしている場合は多いですが、その最終的な理由に至るまでに積み重なった小さな離婚の原因ははっきりしてないことがほとんどです。
ですので相手から聞き出した情報だけで満足せず、離婚の原因を昔の記憶から一つ一つ考え解決していける方法を考えましょう。
相手にとって「いてくれたほうが良い」存在になる
よく「復縁したい相手にとってなくてはならない存在になる」という復縁テクニックがありますが、実際ここまでこぎつけるのはかなりの難関です。
特に離婚した夫婦の場合、主に金銭的な面で配偶者がいなくても生活できるかどうかをしっかり計算した上で離婚を決断しています。
ですので、現実的に、
になるというのは難しいと考えましょう。
それよりも、
- 生活が落ち着く
- 一緒にいて楽しい
- いざという時に頼りになる
- 子どもの面倒を見てくれる
- 子どもが安心してくれる
このような精神的な意味で「いてくれたほうが良い存在」の立ち位置になれることを目標としていくべきです。
具体的には、あなたが男性なら力仕事であったり、父親としての役割であったりと、男性にしか出来ない役割をアピールするのが良いでしょう。
あなたがしてあげたことをさりげなく伝えていく
これは特に相手の方が
- 話も聞いてくれない
- あなたの責任ばかりを言及する
このような状態のときにとても有効な手段です。
結局は離婚してしまったという事実はあるかもしれませんが、離婚回避に向け、あなたも何かしら努力をしてあげたこともあったと思います。
例えば、
- 気まずさを押し殺して夫婦で話し合いの機会を設けようとした
- 相手が満足できるような完璧な家事を心がけた
- 家事を手伝って相手の負担を減らそうとした
- 飲み会を断ったりして家庭を優先しようとした
などです。
全く何の努力もせずに離婚を迎えたという人はそうそういないと思います。
しかし、
「俺はしっかり稼いでたのに妻は家でダラダラしているだけだった」
こんな風に人は自分がしてあげたことにばかり注目してしまいますから、仮にあなたも離婚回避に向け何かを頑張っていたとしても、そこに気付いていない可能性が高いのです。
つまり、相手からすれば、
と自分によっている部分もあるかもしれません。
そこに、
という事実が伝われば、相手の頑なな姿勢も柔らかくなっていくはずです。
ですので、あなたも努力をしていたことがあるのなら、それをさりげなく相手にお伝えしましょう。
伝え方としては、面と向かって「自分だって○○したんだよ!」というのでは受け取ってもらえませんから、第三者から伝えてもらうのが一番効果的です。
あなたが相手との離婚回避のために努力したことを共通の知人やお互いのご両親にお話するだけで、いつの間にか相手にもその事実は伝わっていきます。
どんなに嫌った相手でも、人は別れた相手のその後がどうしても気になるものですから、ついSNSを見てしまうもの。
何気なく見たSNSであなたの努力の様子を知れば、少なからず相手も後悔し、あなたへの態度も軟化してくるはずです。
相手に「ありがとう」をたくさん伝える
感謝するということは難しいことではないでしょうが、日常で起こっていることが「当たり前」になってしまうことによって、感謝の気持ちを忘れてしまう、ということがあります。
例えば毎日帰る家があること、一緒に住んでいる家族がいること、働ける場所があること、なんでも当てはまります。
そういった日常何気なくしていることも「当たり前」だと認識してしまうと、そこに感謝の気持ちは生まれません。
離婚をした今だからこそ、こういった感覚に気付けているのではないでしょうか。
とても小さなことかもしれませんが、毎日その小さな「当たり前」を「当たり前ではない」こととして見つめ、感謝の気持ちを表現しましょう。
感謝の気持ちは、必ず口に出すようにしてください。
「言わなくても、何となく伝わっているだろう」では、絶対に伝わっていません。
離婚をして、日常的に感謝をするような間柄じゃなくなってしまったからこそ、今の関係性で感謝の言葉を言われるのは相手にとっては良い意味で衝撃的なものです。
相手の方も、ありがとうと言われ慣れていないのならなおのこと、
「何かあったのかな?」
「心を入れ替えたのかな?」
とあなたのことが気になるようになります。
時には失敗をして「この人は一人じゃダメだ」と思わせる
男性としては常に完璧でいたいものだと思うものかもしれませんが、女性の母性本能をわざとくすぐるという手法もあります。
同じように、男性も自分を頼ってくれるようなか弱い女性にはやっぱり弱いものですから、ちょっと頼りなさげな部分を見せるのはとても効果的です。
「あぁ、この人(あなた)は、自分がいないとダメなんだ」と思わせることが出来れば完璧です。
もちろん、笑えたり許されるような失敗でないといけません。
例えば、
- 手料理に失敗する
- おっちょこちょいで軽い怪我をする
- 仕事に支障のない程度のミスをする
- 服の前後を間違える
- 家に忘れ物をする
このように笑い話になる失敗なら良いでしょう。
ただし、毎日のようにしてしまうと頼りがいがないと思われますし、やりすぎれば「面倒な存在」という認識に変わってしまいます。
あくまでも笑える程度にとどめることが肝心です。
さらに効果を高めるために、何かの失敗をした後には
と、相手のありがたみをしみじみと実感していることが伝わるような表現を伝えられるとなお良いでしょう。
もし直接伝えることが出来ないのであれば、義実家や共通の友人などに伝えていき、間接的に相手の耳に入るように働きかけてみてください。
第三者の意見というのは信憑性がありますし、言われた方はなんとなく映像で失敗しているところをイメージし、
とより気にかけるようになりますから、連絡をもらえるチャンスにもなりやすいのです。
絶対に感情的にならない
これまで夫婦関係であったからこそ、今までのように一緒にいられない、きちんと話し合いもできないような今の状況はとてもストレスがたまるはずです。
大事にしたいのにさせてもらえない、嫌われたくないから自分の気持ちも抑えなくてはいけない・・・。
そんな状況の中だからこそ、時に感情が爆発してしまったり不安定な様子を見せてしまったりすることもあるでしょう。
しかしそういう姿は、現状の関係に満足している相手にとっては恐怖ですし、あなたの中にフラストレーションが溜まっているものを感じますから
という身の危険を感じられてしまいます。
この気持ちから生まれるのは警戒心です。
警戒心があると一層2人が心で繋がるのが難しくなってしまい、復縁からは遠ざかってしまいます。
これを避けるには、心に余裕を持つ必要があります。
- 相手が自分の思い通りになると思い込まない
- 復縁以外のこと(趣味等)も適度に楽しみ、ストレスを溜め込まない
- 自分を責めすぎない
このように対処し、相手の前で感情的にならないように十分に気をつけましょう。
夫婦関係の修復でも、家族ではなく一人の女性として見る姿勢が肝心
普通のカップルの復縁と違い、離婚した夫婦の復縁には家族関係の修復に特化した復縁活動が必要であるのは確かです。
ですが、だからといって相手を「元妻」「元旦那」「元家族」としての視点だけで見るとなかなか上手く行きません。
いくら家族であったとしても、もとは生まれも育ちも違う他人、そして、異性です。
相手を家族としてでなく、一人の異性として尊重する姿勢こそ、夫婦関係の修復に必要不可欠な要素だと心得ましょう。
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