どんな形であれ、失恋とは辛いものです。
しかも自分から振ったのではなく、向こうから別れを告げられたとあればそのショックはより大きいものになってしまいますよね。
これまで生きていれば失恋の経験も人並みにあるでしょうが、やっぱり大人になってからの失恋は胸に大きな傷を残すという人は多いと思います。
頭では別れたことが分かっていても心にぽっかり大きな穴が開いたようで、なんとなく体に力が入らなくなるような感覚かもしれません。
ですが、また次の新しい恋が始まる可能性はゼロではありません。
気持ちは晴れていなくても無意識のうちに別れた恋人を忘れ、次に好きな人が出来るのが自然の摂理です。
ですが、失恋というのは全ての終わりではなく、時に始まりでもありますから、その時の辛い感情で全てを決めてしまうのは早い事もあるのです。
何をしても苦しい、ネガティブにしか考えられないという気持ちもある中でも、そんな自分を変えたい・抜け出したいと思うからこそ、この記事を見ているのだろうと思うのです。
実はあなたのほんのちょっとした考え方によって、そんな次のステップに移行する事も簡単に出来るものなのですよ。
この記事では、彼氏に振られたあなたに向け、「立ち直れない・・・」と感じた時に立ち直る方法を10選、ご紹介します。
振られた理由を紙に書いてみる
関係がうまくいかなかった理由など、恋におけるマイナス面をすべて書きだしてみましょう。
振られた失恋に対処するとき、思い出だけを振り返って自分を慰めるのはカンタンなことですが、そこに浸ってしまうと次に進めません。
「自分の何がいけなかったのか?」という点だけでいいので、思いつくままに書いてみましょう。
自分の短所ばかりを書くことになると思うので、書いているうちに余計落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
ですが、そこはちょっと頑張っていただいて、思いつく限りを書き終えたら
これを考えて書いてみましょう。
「本当にこの対処方法が正しいのかな?」までは考える必要はありません。
要は、自分で自分の悪いところを見つけ出し、それへの対処方法を自分でしっかり組み立てるという作業が必要なんです。
立ち直れない人の特徴の一つに、ただ辛い重いだけに目を向けてしまって、現実を見てないという点があります。
「彼氏に振られた・・・」というのは確かに現実なのですが、そこだけに固執していてはどんどん気分が落ち込むばかりでいつまで経っても立ち直ることは出来ません。
新しい恋に進むにしても、彼との復縁を考えるにしても、どちらの道に進むにしても重要な行動なのでまずはこちらを試してみてください。
自分を責めるのではなく、褒める
これは先ほどお話した書き出しの次にやっていただきたい項目です。
自分の欠点や改善点が多かった人は特に感じるかもしれませんが、彼との恋愛に後悔ばかりが生まれてしまうと思います。
反省をするというのは今後に活かせることなのでとても良いのですが、ただ自分ばかりを責める状況となってしまうと、そんな自分から脱却が出来なくなってしまいますよね。
「どうせ私はこういう人だから」
「私は幸せになれない」
こんな決めつけを自分にしてしまっては、辛さばかりが募ってしまい、今後の自分に期待も自信も持てなくなってしまうのです。
反省した分はそれだけ2人の関係を見つめ直せた証でもありますから、自分を責めてしまうのではなくて、そんな自分を褒めてあげて欲しいのです。
「あれ以上酷い別れ方にならなかったのは、私も良く耐えたと思う」
「自分を変えたいなんて、普通はこんなに強く思えない」
こんな風に、後悔の中でも自分で頑張ったところ、良いと思った部分を上げていきましょう。
マイナスに感じてしまう状況の中でも良い部分は必ずありますから、そこを自分自身で気付き褒めることで今後の行動もとても前向きなものになっていきます。
「別れてよかった」と考えを変える
振られている立場からすれば、さすがに「別れてよかった」と考えるのは難しいかもしれませんが、
「お互いを嫌いになる前に別れられたのは、幸せなことだったのかもしれない」
こんな風に考え方をちょっと変えてみたら、今回の失恋をネガティブなだけのものだと思わなくて済むはずです。
振られて立ち直れないという状況は精神的なものが引き金になっているわけですから、考え方を変えるというのはとても効果がありますよ。
「そんな風にポジティブには思えない」という人は、「この失恋によって何を得たか?」を考えてみましょう。
一般的に失恋とは「恋人と別れてしまう悲しいこと」「ただただ辛いこと」と思われやすいですし、実際今のあなたも辛くて仕方がない気持ちでいっぱいだと思います。
でも、別れてしまったからこそ、本当に元カレの大切さに気づけたという部分もあるのではないでしょうか。
失恋をしたことをつらい、悲しいことを考えるのではなくて、
「好いてもらうためにはこのようなことをする必要があった」
「外見的な魅力を高めたほうが良い」
などなど、今回の失恋から教訓を学んだと考えるようにしましょう。
こういった前向きな考え方は、あなたを予想以上に魅力的に成長させてくれます。
他にも、
- 元彼に指摘された点で、自分の悪い部分に気付けた
- 男性に対する思いやりとはなんなのかを学ぶことができた
こんな風に考えてもいいですし、
- 一人の時間が増えてダラダラ出来るようになった
- 元カレと一緒の時のように自分を着飾らなくていいようになった
こんな風に考えてみてもいいでしょう。
今回の失恋によって得ることができたことを考えてみると、意外にたくさんあることに気付いて今の生活もそうそう悪くないと思えるようになりますよ。
スポーツをして汗を流す
自分自身に向き合うのはお家の中でもできますが、ずっと家にこもっていても気分が晴れないと思います。
そんな時はぜひ外に出てスポーツをしてみましょう。
日光に当たること、そして体を動かすことは、うつ病患者の治療にも使われているほど正攻法な手段なんです。
アクティブに動き、汗をかくと、とても気分がスッキリします。
人によっては体を動かすことの気持ちよさにハマってしまい、そのままスポーツが趣味になったり、知らず知らずのうちにダイエットになってよりキレイになる人もいるくらいです。
スポーツが苦手な人は真昼間にちょっと早足で散歩をするといったぐらいでも十分に効果がありますよ。
元カレはもちろんのこと、元カレと関わりのある人との関係も絶つ
どうしても立ち直ることが出来ない人の場合、環境的な問題で元カレのことを忘れられないでいることが影響していることもあります。
環境的な問題というのは、
- 元カレと仕事で会う必要がある
- 元カレの友達と今でも連絡を取っている
このように、元カレ本人との関わりや、元カレとの共通のお友達との関わりが別れてからも続いているような状態です。
忘れたい、立ち直りたいと思っているのに、外部の存在で忘れさせてもらえないというのであれば、思い切ってその関わりを絶ってしまいましょう。
仕事で関わりがある場合はどうしようもないかもしれませんが、
- 友人との連絡を絶つ
- 元カレとの思い出の品、メール、LINE履歴なども消す
このように今の自分と元カレを切り離してしまうのです。
「現実逃避」という言葉があるように、辛いことに対して逃げたくなるのは一般的なことでなにもおかしいことではありません。
永遠に彼らを避けろ、というのではありません。
ただ傷が癒えるまでは、かつての恋人の情報を耳に入れない方が無難だということです。
人に話したり、思いっきり泣いてみる
人に話すことで失恋という経験を振り返り自分を見つめなおすことができます。
信用できるお友達に話すのなら、あなたの味方になって話を聞いてくれるでしょうから、きっと励みになるはずです。
また、失恋をしても泣かない!という女性も多いでしょう。
ですが、人には「泣く」という行動が必要で、泣くことで消費できるストレスもあるんですよ。
失恋して乗り越える為に決して泣かないという方は一度泣いてみてください。
涙は気持ちを整理して、前に進む力を与えてくれるものでもあるんです。
時間が過ぎるのを早く感じるように過ごす
時間が解決してくれることに任せるというのも一つの手段です。
仕事やプライベートにおいてオーバーアクションで生きると、時間の流れを早く感じて流れに任せて生きることができます。
失恋は時間が解決してくれるというのはホントです。
時間を早く感じるよう過ごし、溜まったものはすべて出す。
それが最も失恋から早く上手に乗り越える方法だと思います。
自分にご褒美をあげる
失恋をする中で、あなたの中では「どうにか良い関係でいたい」と考えながら頑張ってきた事も多くあるはずです。
その努力が失恋となってしまった事で悲しかったり、自分の愛情や気持ちが伝わらなかったという思いで辛さを抱えているのかもしれません。
責められて別れた人もいるとは思いますが、あなたはとても頑張ったのです。
だからこそ、頑張った自分に対して、美味しいご飯を食べたり、少し奮発して買い物をしたりと、自分にご褒美をあげましょう。
そうすることで、自分の頑張りを自分が受け入れるという姿勢になって、責めるという気持ちもなくなっていくのです。
別れを無理に忘れようとはしない
別れはとても辛いものだからこそ、早く忘れようとするものです。
しかし、忘れようと他の存在を無理やり求めたり、誰でもいいからという思いでお付き合いを始めても、良い方向に進めればもちろん良いのですが、たいていは結果的により傷ついてしまうだけになることがほとんどです。
それはあなたが「自分の為の行動」が出来ていないから。
相手を愛していくためにはまず自分を愛することが必要ですが、無理やり忘れようとして辛くなってしまうというのは、極端にいえば心の自傷行為でもあると思うのです。
無理をしているという事は、本当は望んでいないということですから、無理に忘れるということはしなくて良いと思います。
悩めるときは、どんどん悩みましょう、落ち込みましょう。
必要であれば先ほどご紹介したようにお友達に頼ったり泣いたりしてみても良いのです。
苦しさから逃れるための行動となってしまうと、一時的に出来ていてもまた同じ繰り返しとなってしまって、より苦しくなる時もあります。
「忘れる」のではなく、「復縁を目指す」
先ほどお話したように忘れることができないのなら、思い切って復縁を目指してみましょう。
立ち直れないほど落ち込むということは、それだけ元彼があなたにとって必要な存在だったからではないでしょうか。
これまでの人生を振り返ると分かると思いますが、これまであなたは数え切れないほど多くの方々と知り合ったことと思います。
自分の親戚や近所の人、学校の同級生や先輩後輩など、とんでもない数ですよね。
でも、その中でも元カレのように「失って辛い」と思えた人はそうそういないと思います。
つまり、元カレのようにあなたの心をかき乱すほど特別な存在というのはとても貴重なのです。
そんな貴重な存在を手放してしまうというのは、人生にとって大きな損失かもしれません。
であれば、ちょっと勇気を出して元カレとヨリを戻せる道を模索してみるのも素敵なことだと思いませんか?
復縁にはいろんな方法や手段がありますし、今はそれを丁寧に教えてくれるプロのサービスがあります。
自分の気持ちを押し殺してしまうくらいなら、未来へ向けて努力をしてみるのもお勧めです。
こうして目標が出来ることこそ、立ち直るためには一番有効な手段かもしれません。
振られて「立ち直れない」と思うのはあなただけじゃない
立ち直る方法を10選ご紹介しました。
立ち直れない自分を悲観的に考える人が多いですが、どうしようもない自分を受け入れてこそ、その後に何が出来るのか、何をしていけば良いのかを考えていく事が出来ます。
そこに至るまでに人によって様々な時間がかかるのは事実です。
ですが、こうした対処法を知っておく事で、孤独に悩んでしまうだけの時間を少しずつでも解消し、新しい自分や本来の自分を持てるようにしてください。
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