大好きな相手にはいつも自分を好きでいてほしいと思うのは自然なことですよね。
相手に愛されたいと思うのも、恋人なら普通のことだと思います。
元々はそんな純粋な想いだったはずなのに、いつしかそれが、
「彼女が離れていかないようにいつも見守っていたい」
こんな風に相手の気持ちを無視した重たい感情になってしまい、
「依存しないでほしい」
とお相手に言われてしまったことはありませんか?
依存しすぎて振られてしまった人には、きちんと追うべき復縁のプロセスがあります。
この記事では、重い依存をして振られてしまった人が依存心をなくして復縁する為の具体策を10つご紹介します。
”オフライン”の時間を作る
依存心を根本的になくすために、依存しがちな携帯電話、スマートフォン、パソコンなどを全く使わない時間を設けるようにしましょう。
特にお相手の連絡を待ってついスマホを覗いてしまう、メールチェックをしてしまうという人は、これを訓練として日課にしても良いくらいです。
理想的な形としては、インターネットに繋がらない環境(オフライン)に身を置くというチャレンジになります。
もちろんいきなりの長時間は何かと不便にもなりますので、初めは30分程度の短い時間からスタートし、徐々にオフラインに身を置く時間を伸ばして行きましょう。
実際にやってみると、普段スマホなどを触っていた時間がかなり長かったということに気づくはずです。
今まではその時間だけ、あなたはお相手のことを考え、お相手のことに時間を使ってきたのです。
時間というのはこの世の中で唯一、全ての人に平等です。
その貴重な時間のほとんどをお相手に使ってしまうというのはとてももったいないことで、内心、あなたもそれに気づいているからこそ「相手にも同じように自分に時間を使ってほしい」と求めてしまいます。
ですので、まずは30分からでも構いませんので、オフラインの時間、つまり自分自身のためだけに使う時間を設けましょう。
それに慣れてきたら
- 1日1回しかSNSは開かない
- 毎日決まった時間に携帯の確認をするようにする
- 仕事など必要なものを除き、通知をOFFにしてしまう
などの対策を取り、何にも依存しない自分を確立していくように練習をしていくと、徐々に依存心も薄れていきます。
相手との思い出のものを整理する
依存をする人の傾向の一つに「過去に固執する」というものがあります。
「付き合い始めの頃みたいに『好き』って言葉に出してほしい」
こんな風に、今現在の状況と過去の状況を同じレベルで考えてしまい、自分にとって都合の良い環境をいつまでも提供して欲しいとお相手に求めてしまうのです。
そこで、物理的に切り離すために思い出の物を整理しましょう。
依存的な人は、本当に些細なものでも大事な思い出として残す癖があります。
例えば二人で出かけた時のレシート、入場券、パンフレットや、お相手が使っていたタバコの空き箱や忘れ物など。
そういったあなたが使わないものは処分し、
- 実用的なもの
- プレゼントにもらったもの
こういったものだけを手元に残します。
本当に大事なものだけ手元に残すことが出来ますし、不要なものは処分をするという断捨離効果もあって気持ちが整理されます。
気持ちが整理されるとお相手に求めてしまう気持ちが徐々に薄れ、お相手が「重い」と感じるような振る舞いをする癖がなくなるのです。
もしどうしても踏ん切りがつかないというような時は、ダンボールにまとめてクローゼットにしまうなどして、目の届かない場所へ隠してしまいましょう。
お相手の嫌なところを書き出してみる
依存的な傾向がある人はお相手の全てを受け入れようとしてしまうところがあります。
本来、人はどこかしらで価値観の違いが必ずあるもの。
普通はそこに対してそれとなく指摘したりして喧嘩をしたりしながらも、お互いの納得がいく形に収まるように決着させて関係を深めて行きます。
しかし、どうしても依存してしまうという人は、
「喧嘩になるのが嫌だ」
という恐怖心から、お相手の価値観が合わない部分や嫌だと持っている部分の全てに目を背けてしまいます。
相手の欠点を見逃してあげるというのはとても慈愛に溢れていて素晴らしいのですが、それも度が過ぎてしまうととても不健全な関係になってしまいます。
あなたにも、
「すぐ怒るのが怖かった」
「〇〇な部分が苦手だった」
など、別れたお相手についてどうしても合わないと思った部分や苦手だと思っていた部分は少なからずあったはずです。
それを紙に書き出してみましょう。
こうしてお相手の嫌な部分を視覚化すると、少しずつ
といったように、これまで我慢していた自分の努力を客観視できますし、
と、ただ「好き」という依存的な気持ちだけではなく、今までよりもずっと冷静な視点でお相手のことを見つめることができるようになります。
その冷静な視点というのがとても大切で、今まで依存的だった人にはなかなか意識してできることではないのです。
嫌なところから目を背けてただ依存するような気持ちではなく、嫌なところにもきちんと目を向けて理解しつつも、それすら受け入れるような大らかな愛情を持つことができるようになります。
すると、依存してしまう人にありがちな『お相手が自分の思い通りにならなくてもイライラする』ということがなくなります。
結果、お相手へのアプローチの際でもやきもきしたり、不安からお相手を責めてしまうようなこともなくなり、スムーズな復縁活動へと繋がるのです。
依存してしまう自分を客観視する
依存し過ぎて振られてしまった人が復縁するためには、依存癖を直すことが必要です。
その為に、依存してしまう自分を客観視しましょう。
自分自身のことというのは、客観視できそうでなかなかできるものではありません。
ですので、
- 自分がお相手に何を言われたか(例:重い、面倒臭い、信用してなど)
- お相手にどんな迷惑をかけてしまったか(例:メールを送り過ぎた、束縛してしまったなど)
- 自分は依存的な行いをすることでお相手にどうして欲しかったのか(例:もっと構って欲しかった、愛情表現をして欲しかったなど)
こういったことをまとめましょう。
例えば、
といった感じでOKです。
こうまとめて見つめてみると、
- 彼が面倒に感じないよう、自分から電話をするという選択肢はなかったのか
- 本当に電話以外で愛情を実感できなかったのか
- 愛されている自身が欲しいと思うだけじゃなくて、自分は彼に愛情表現できていたのか
などと反省点や改善点などが見つかるようになります。
と、事前に自分で注意をすることが出来ます。
外に出て体を動かす
外に出て体を動かすというのは、依存心を薄れさせるのにとても効果的です。
運動をしたり太陽の光を浴びると、セロトニンの働きが活発になって体だけでなく心が健康的になります。
セロトニンの働きが鈍くなると睡眠障害や自律神経失調症、うつ廟になってしまうなど、精神的な部分にとてもマイナスな影響を及ぼしてしまい、依存につながってしまうマイナス思考が板についてしまうのです。
また、体を動かすと当然ダイエットや筋力アップにもつながります。
精神的にも魅力的に、そして見た目にも引き締まって今までよりもセクシーで異性にモテる体になるので、復縁にも効果的です。
趣味を見つける
お相手との復縁を果たす為に、恋愛だけに集中しない環境を整えましょう。
いくら過去の依存を反省しても、またお相手とコミュニケーションが取れるようになったらそちらに依存してしまうかもしれません。
ですので、事前に恋愛以外にもハマれるものを探して、意識の向けられる場所を増やしておくのです。
例えば、スポーツでもいいですし、将来役に立ちそうな資格の取得を目指したり、外国語を習うのもいいでしょう。
他にも趣味ということで完璧なカルチャーの分野、例えば料理や裁縫、 習字などでも結構です。
まずはすぐに始められそうなものや場所を選ばないものを選択し、次第に余裕が出てきたら、幅を広げていくと、長く続けられて熱中出来る趣味となります。
こうして趣味を持つというのは依存しない環境を作るだけでなく、
- 新しいスキルが身につき、あなたの新しい魅力になる
- 今後お相手との会話で役立つ話題になる
- 視野が広がる
- 趣味で繋がる友人ができる(復縁の愚痴を聞いてもらったり、味方になってもらえる)
こんな風に復縁にも繋がるメリットが生まれます。
他にも習い事を口実にお相手の職場の近くに行って偶然会うことを狙うこともできるなどど、アレンジによってはかなり直接的なメリットにも出来ます。
見返りを求めず自分が「与える」立場になる
依存人が強い人というのは、常に人から「何かをしてもらうこと」を求めています。
「もっともっと愛されたい」
いつもこんな風に考えてしまう癖がついているのです。
そこで、依存心をなくすために今度は「与える側」に回りましょう。
日常生活の中で、感謝されるような行動や気の利いた行動を心がけ、与える存在となることで、意識を分散させ、自己を確立していくのです。
普段の生活の中で実行するならば
- 友達に数百円程度の飲み物を奢る
- 人に物を譲る
- 電車で席を譲る
このような簡単なことからでも十分でしょう。
人に何かを与えることの充実感、楽しさを実感することができれば、徐々に必要以上に人に求めることはなくなっていきます。
また、こういった与える行為は一般的にも評価されることですから、積極的にお相手にも話してしまいましょう。
「限定グッズ買うために並んでたんだけど、後ろの人がすごく必死に見えて思わず譲っちゃった」
など、さりげなく日常会話に織り込んでみましょう。
お相手からすれば、「大人な対応ができるようになったんだな」と見直すきっかけにもなります。
一人で得られるメリットを知る
復縁を果たすためには、お相手に「変わった」と思ってもらう必要があります。
その為には当然、
- 見た目
- 発言
- 考え方
- 振る舞い
こういった部分について、別れる前との変化をつけるという行動が必要になるのです。
とはいえ、1日でも早く復縁したい今、時間をかけた自分磨きをするというのはなかなか大変だと思います。
そこでチャレンジするべきなのが、一人のメリットを知るということです。
例えば、
- 好きな時に好きな場所へ遊びに行ける
- 休日も読書をしたり映画を見たりと好きに時間を使える
- 多少メイクやファッションが手抜きでもいい
- デートなどにお金がかからない分、自分のことにお金を使える
など、「一人でも楽しいじゃん!」と思えるきっかけがあることに気づきましょう。
これができると、例えば復縁活動中でもお相手の返事を待っている時にヤキモキしないで過ごせるといった具合に、お相手に固執しなくなる精神力が身につくのです。
当然、そういった態度はお相手と接した時にも現れます。
依存心が残ったままの復縁活動ではどうしても不安でいっぱいで、ついまだ機が熟していないのに未練を伝えてしまったり、気持ちを探るようなことをして失敗してしまうことが多いのです。
ですが、自分だけで自分の時間を充実させることができるので、「LINEがないと寂しくて辛い」「電話がないと不安で仕方がない」と、自分の心の隙間をお相手に埋めてもらう必要がなくなります。
交流を広げる
これは出会いを求めるというよりも
- コミュニケーション能力を高める
- 誰にも負けない自信をつける
- 寂しさを埋めるため
- 興味や関心をお相手以外にも分散させるため
このような気軽な意味合いで結構です。
依存心とは、自信のなさからくるものであり、「浮気されるかも」「本当は好きって思われてないのかも」と考えてしまうような心配性の原因ともなってしまいます。
また、ついお相手に「重い」と感じさせてしまうような表現しかできないのも、コミュニケーション能力が低いのが原因です。
人にはいろんな価値観があり、それぞれいろんな感じ方がある、そんな自然の摂理を学ぶのにも人脈を増やすのは役に立ってくれます。
とはいえ、大人になるとなかなか新しい人脈を開拓するというのも骨が折れますよね。
そんなときに試して欲しいのが、
- 友達の友達と複数人でワイワイ遊ぶ
- 参加者同士の交流があるセミナーなどに参加する
- 『スカイプちゃんねる』などのようにネットで気軽に友達探しできるツールを使う
- ツイキャスなどのインターネットライブ配信にチャレンジ
こういったものになります。
実際にそうしてできた友人がいれば、二人きりでお相手に会うことは叶わなくても、複数人で会うチャンスが作れるようになるというのも大きなメリットですね。
誠心誠意謝罪をする
これは特にお相手に嫌われてしまっている可能性がある方に挑戦していただきたい具体策です。
おそらく、別れるときにお相手に「迷惑かけちゃってごめんね」などと謝罪をしたことがある人もいると思います。
しかし、今回ご紹介したことを踏まえ、冷静に自分を振り返ったあとに今一度謝罪をしてみましょう。
ポイントは「自分が相手にどんな思いをさせてしまったのかが分かっている」ということを伝える事にあります。
例えば、
「いっぱい束縛して、すごく窮屈な思いをさせてしまった」
「あれこれ口を出して自由を奪ってしまった」
こんな風に、自分がしでかしたことについてをきちんと謝罪できると、相手にも「あ、分かってくれたんだ」と思ってもらえるようになります。
また、謝罪の後には
「あなたのおかげで成長できました」
などと感謝の言葉を続けましょう。
依存心はが多かった人ほどチャンスがある
依存しすぎて振られた場合、お相手に嫌われていることを恐れて復縁を尻込みしてしまうケースがとても多いと言われています。
しかし、復縁に必要不可欠な「変化」を見せるという意味では、依存をしてしまったというのはある意味チャンスにもなり得ます。
なぜなら、今まで重たい恋人だった分、お相手にはそのイメージが色濃く残っているのに、いざ別れてから連絡を取ってみたらとてもさっぱりとした印象になっていた…という衝撃が大きくなるためです。
ピンチは、その人の努力次第でチャンスにもなります。
そうしてたくさんのチャンスを作りながら、大好きな人との復縁を目指してくださいね。
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