最初から「結婚」というゴールを目指して異性と出会うのが婚活。
そんな婚活をサポートしてくれるのが結婚相談所ですが、近年では晩婚化も進んでいることもあり、結婚相談所の新設や登録者が増加傾向になっています。
結婚を目指す男女だからこそ、その出会いには真剣な気持ちがあります。
だからこそせっかく出会った彼のことも簡単に諦めきれないでしょうし、彼の方も自分の結婚観を曲げたくなくてなかなか復縁のテーブルについてもらうことができず、苦戦しているのではないでしょうか。
婚活という特別な出会い方をした2人だからこそ、相手の気持ちをがっちり捕まえるためにできる事、復縁に効く手順があります。
今から解説するそれらの方法を使い、今度こそ2人気持ちの足並みを合わせてゴールインしましょう。
別れを受け入れ、お断りの原因を究明する
まずはあなたがお相手と一緒になれなかったという現実を受け入れましょう。
意外とできていないのがこの部分で、きちんと別れを受け入れていないと
- お相手に怒りの感情を向けてしまう
- 未練からしつこくしてしまって余計に嫌われる
- 結婚相談所の方から今後の接触の一切を禁止されてしまう
このような事態になりやすく、余計に復縁が難しくなってしまいます。
婚活をしていた男性が別れを決める時、そこにあるのは「交渉決裂」に似た気持ちです。
つまりほとんどの場合、あなたを嫌いになったり感情的に別れたというのではなく、2人が思い描いている人生のすり合わせが上手く行かないだろうと判断できてしまったからこそ、あなたとの未来を考えられなくなってしまったのです。
結婚という目的を意識しているからこそ、スムーズにいかないすり合わせに時間を掛けるよりは、もっと条件が合いそうな相手をお互い見つけるべきだという考えが働く訳です。
つまり、復縁したいあなたに必要なのは、彼にもう一度交渉のテーブルについてもらう事です。
ただ「もう一度交渉させてほしい」と頭を下げ続けても、どうしてこの熱意を分かってくれないのかと彼を責めても、交渉再開は難しいでしょう。
特に結婚相談所を挟んでいる場合は、相談所の方から「破談になればそれ以上の接触はNG」とされているところがほとんどですので、復縁活動のほとんどは相談所を挟まずに彼と一対一で行うようになるはずです。
ですから余計に嫌われてしまうような事態は避け、復縁活動に影響が出ないようにしましょう。
彼に依存的になっていなかったか、結婚観が合わなかったのか、その結婚観の差は埋められなかったのか、自分でも振り返って反省しましょう。
そういった別れの原因を究明し、そして彼と一緒になるのに自分に何が足りないのかをしっかり理解するのです。
感謝と謝罪の気持ちを伝え、関係をリセットする
お相手との関係をフラットに戻すため、感謝と謝罪のメールを送ることでスッキリさせましょう。
結婚を意識して婚活していると、段々
「このまま付き合っていて本当に結婚できるのか」
「結婚できるなら、いつ頃結婚できるのか」
こういう視点が強くなり、彼を思いやること、男性として立てることを忘れて結婚に焦りを見せてしまうこともあったと思います。
その前提にあったはずの
- 彼と出会えた事
- 彼が傍にいてくれる事
- 彼が思いやってくれる事
こういったありがたみを忘れてしまったのも、お二人が破談になった理由の一つだったのではないでしょうか。
ですので、忘れていたこういったありがたみを改めて言葉にすることで彼の心に訴えかけましょう。
特に別れ際に話がこじれていたり、彼に嫌な思いをさせてしまった場合などは、必ず送るように心がけてください。
送ることで完全に関係が清算されたようで複雑な気持ちになるかもしれませんが、別れはきちんと受け止めないと彼も気まずいままで復縁なんて考えられません。
元カレのためにも一度関係をリセットし、再出発することを約束してあげてくださいね。
送る文章としては、
- 初めに感謝
- 次に謝罪
- 締めにさりげなく「今後ともよろしく」と関係を完全に切らせないことをにおわせる内容
このように、今後は友達としての関係を続けたいとする文章で送ります。
今後の復縁活動でお相手へのメールや電話といったコミュニケーションは必要不可欠ですから、接触するのに不自然ではなくなる関係を整えておくのです。
連絡をするときには、未練を感じさせない友達のような内容で
感謝と謝罪の気持ちを伝えたら、少し時間をおいて友達として接しましょう。
その際にするべき連絡は、お相手への未練をぶつけるものではなく、彼も返事をしやすいと感じるような友達とするような連絡です。
例えば、
- お相手の趣味に関わる内容
- お相手の仕事に関わる内容
- お相手にしか聞けない内容
- お互いがよく分かっていて、好きな話題
このような内容になります。
お相手の趣味や仕事については、あなたから連絡をする前に事前に少し調べておけると、思わず話題が広がった時にも焦らず返信することができますよ。
特に婚活で知り合ったお二人ならなんとなく相手の仕事、趣味などは把握していると思いますのでそういった事前知識も駆使しましょう。
でも、事前に調べていない、全く知識のない状態でもお相手に質問するように織り込めればそれも話題として成立します。
もしお相手がマニアックな趣味を持っていても、あなたの知識や世界を広げるつもりで楽しんでみるのがオススメです。
変におどおどしながら連絡をすると、これも不思議なことですが自然とお相手にもその不安な感情が伝わったかのように返事がなかったりするので、緊張はすると思いまずが堂々と連絡をしてしまいましょう。
また、連絡をするときに長文は送らない、長くやりとりしないということも念頭に入れておいてください。
復縁したいお相手と連絡ができればつい嬉しくなってあれもこれもと話したくなってしまいますよね。
ですが、気持ちのままに話題を盛り込みすぎて長文にしたり、何往復もする連絡を繰り返していると、そのうち彼も疲れたり飽きたりしてあなたとの連絡を楽しめなくなります。
ですので、
- なるべく文字数は少なめに
- 話題は1回の連絡につき1つに絞る
- 全部の連絡に質問文を入れない
- 話題が途切れたり、途切れそうならその時点で連絡を切り上げる
- 絵文字やスタンプはあまり使わないようにする
このようにシンプルになるように意識してください。
話題がたくさんあるのは、その分お相手に連絡できるキッカケになるということですから、素晴らしいことです。
だからこそ、一度の連絡でその全てを出し切ってしまうのではなく、武器は小出しにしていきましょう。
加えて、彼からの返事が止まってしまったときには、追加で連絡をせず、数日開けて送るようにした方が懸命です。
お相手にはお相手の都合があります。
返事がないと不安になってしまうと思いますが、ここで追撃してしまうのは「しつこい」と思われてしまいがちです。
返事が来ない間は別のことに取り組むなどして、不安になり過ぎないように気をつけましょうね。
直接連絡しづらい時はSNSを使ってアピール
SNSとはTwitterやFacebookといったソーシャルネットワーキングサービスのことです。
他にもmixiやInstagramなど、LINEも含めれば、あなたも必ずどれか一つはSNSをやっているのではないでしょうか。
SNSは普通の連絡とは違い、彼が好きなタイミングで、好きな記事だけ見ることができます。
そのため、直接連絡をするよりも彼に負担を与えることもありませんし、結婚相談所側に彼との直接の連絡を禁止されている場合でも、何の問題もなく彼にアピールすることができるのです。
「でも、SNSなんて彼に教えてないし・・・」という場合でも、諦めずにSNSは使った方が良いでしょう。
なぜなら、男性の実に8割が「元カノをSNSで調べた」「元カノのSNSをたまに見てしまう」と答えているため、かなりの確率で見てもらえる可能性があるためです。
よく『女の恋は上書き保存、男の恋は名前をつけて保存』と言われますが、ここにもあるように、男性はご縁のなかった女性のこともいつまでも覚えていますし、なんならその女性にいつまでも好かれていたいという願望を持っています。
そのため、つい他人となってしまった女性の近況も何気なくチェックしてしまうのです。
もちろん、何となくチェックしてしまう昔の女性が暗い雰囲気でSNSを更新していたらあまりいい気分にはなりませんよね。
ですので、
- ポジティブな内容
- 外に出かけているといったアクティブな内容
- 他の異性に好意を持たれていることを匂わす内容
- モテているけど、一人の人が忘れられないとお相手のことははっきり書かずに一途さを感じさせる内容
こういった書き込みをするようにして、お相手に「もしかして俺のことかな?」と思わせるようにはたらきかけましょう。
また、簡単に彼に会えない場合でもSNSの更新ではお相手の中でのあなたの印象を操作することもできます。
その為には、
- 付き合っているときや別れ際とは違う印象に写ったあなたの写真を載せる
- お相手がいなくても元気で楽しくやっているように見せる
- お相手以外の人とSNSで仲良くする
- 「恋人がいなくて寂しい」など、恋愛に関することは一切書かない
このようなSNSの使い方を意識してみてください。
お相手の中でのあなたの印象は、これまでどおりしつこくLINEをしてきたころのあなたのままの印象で止まっています。
そこでSNSで新しいあなたを見せることで、「別れたころとは違う」という変化を理解してもらうことが挽回するためのきっかけになるのです。
ですので、投稿の仕方やアップする写真の写り具合など、「自分らしくない」と思うくらいでも大丈夫ですよ。
また、婚活で知り合い破談になった場合、いつも相談所を通していてお互いの直接の連絡先を知らないというケースもあります。
ですが、SNSを使っていればそのSNSのダイレクトメール(DM)から直接の連絡が取れる可能性もありますので、SNSの活用はメリットづくしのテクニックです。
婚活男性が復縁したくなる女性を目指して自分磨き
男性にとって、家庭とはいわば自分の人生を賭けて作りあげる「作品」とも言えるもの。
特に結婚願望が強い男性は、その作品の良し悪しによって、自分の人生の価値が左右されるほどのものだと考えています。
だからこそ、理想の家庭を作りたいと様々なこだわりを持っていて、それを結婚する女性に求める傾向があるのです。
『恋愛と結婚は違う』という言葉もこういった考えから生まれたのでしょう。
そのために、一般的な男性ウケを狙っただけの自分磨きでは彼の心を取り戻すのは難しいでしょう。
そこで、ただ「痩せる」「メイク上手になる」「料理上手になる」といった自分磨きではなく、彼が理想の結婚を送る上で欠かせない「条件」を満たせるような自分磨きをしていきましょう。
具体的には、
- (彼が結婚後も共働きを希望する場合)仕事で頼られる立場になれるよう努力する、仕事好きになる
- (彼が結婚後の奧さんには専業主婦になって欲しいと思っている場合)普段から家事を楽しめるよう工夫したり、経済的な生活を送る
- (彼が早めに子供を欲しいと思っている場合)普段から食事、運動に気をつけ、健康的な体を維持する
あくまで一例ですが、このように彼が理想とする奧さんになれることを目指して自分磨きをしていきましょう。
ですから、無駄な自分磨きで労力を使うのではなく、ピンポイントな自分磨きで早めの復縁を目指しましょう。
はじめはデートのお誘いも口実を作る
連絡や自分磨きがうまくいくようであれば、今度は会うことを目標にします。
とはいえ、復縁を前提に会うことは彼もOKしてくれませんから、何かしらの口実を作りましょう。
例えば、
- 彼が好きなイベントの入場チケットが余ったので一緒に行かないか
- 仕事で偶然近くに来たので軽く食事でもどうか
- 以前借りていたものを返すために短時間だけ会わないか
こういったお誘いの口実になります。
初めのうちはこうして理由を作って誘うことで、未練から会うのではないということを証明します。
そうして会ううちに、
- 以前よりも魅力的になった部分を見せる
- 会話を盛り上げる
- 一緒にいて楽しと思わせる
- 結婚することのメリットを感じさせる
こういった振る舞いを繰り返し、徐々に大した理由もなく自然に彼と会えるように関係を深めていきましょう。
婚活男性との復縁は焦りが一番の敵
あなたも彼も結婚を目指している状態だからこそ、早めに復縁をしないと誰かに彼を取られてしまいそうで不安ですよね。
特に相談所に登録しているのであればすぐに次の人を紹介されるでしょうから、あなたの不安も計り知れないと思います。
しかし、かといって自分磨きや信頼関係の構築も中途半端なままアプローチをしてしまえば、
- 相談所の方からの接触禁止令
- 彼から完全に拒絶される
という、冒頭でもお話ししたような復縁が難しい状況を招いてしまうのです。
あなたと彼があったその数日間、数週間で簡単に結婚に至らなかったように、仮に彼が新しい女性を紹介されてもそう簡単に結婚までいたることは考えにくいのが現実的な考え方でしょう。
失敗をしたくないからこそ慎重に、そして確実な手順を追うことで、彼との一生を掴み取りましょう。
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