男の人って頑固な人が多いですよね。
一度決めたら頑なで、どんなにこっちが歩み寄っても許してくれない。
そんな頑固さが例えば仕事や趣味のこだわりとして発揮されるのならすごく「カッコいい」と思うのに、復縁したい彼が自分に対して頑固な態度でいるとすごく辛いものです。
でも、どんなに頑固な人でも「絶対」は存在しません。
あくまでも人よりかたくなで意地っ張りでしぶといというだけで、頑固な人の恋愛傾向をしっかり知ってアプローチをすれば、あの意地の張った彼との復縁のチャンスが訪れます。
今回は頑固な元彼との復縁を目指すあなたに向け、男性心理をズバリ解説していきます。
自分に自信たっぷり
頑固な人というのは、自分の考えに絶対の自信を持っています。
それはつまり自己愛が非常に強いということ。
自分の経験からくる考えは間違いがないし、間違いのない自分は常に正しい考えをしている、自分素晴らしい!と本心では思っているのです。
そのため、元彼もあなたに対して強く出ることが多かったのではないでしょうか?
あなたは彼を怒らせないように、揉めないようにと気を使っていたけども、彼はそんなあなたの気持ちもお構いなしに自分の言いたいことをバンバン言えるような男性だったはずです。
こんな風に自己愛が強い人というのは、
・一番でいたい
・わがまま
・実は劣等感が強い
といったの特徴が見られますが、何よりも
という心理的欲求が強いという傾向があります。
そのため恋愛においては、プライドが高く、自分基準で物事を考えるところがあるのです。
そんな元彼との復縁を考えるのであれば、まず元彼の言い分を否定しない姿勢が必要になるでしょう。
とは言っても、全て彼のいう通りにすればいいというわけではありません。
ただ、彼の考えを否定せず受け入れればいいのです。
例えば、元彼が「彼氏がいるのに男の飲み会に行く女はクズだ」という考えの人だとしても、「確かに彼氏の気持ち考えてないよね〜」と肯定するだけでOK。
そこに対して、あなたの持論を展開しなければ彼の考え、プライドを否定しないので、元彼に悪い印象を持たれることはまずありません。
「変わること」を嫌う
人は変化を受け入れることで成長して行く生き物ですが、頑固な男性というのはその変化を極端に嫌います。
例えば、元カレと付き合っている時、今まではデートに集合してから行き先を決めていたとして、「今度からデートは事前に行き先決めない?」と提案しても「何でそんなことをする必要があるんだ?」とまるで受け入れる姿勢がありません。
確かに、もともと人は新しいことに取り組むと、どうしても初めのうちは慣れないので多少のストレスを感じたり混乱をするものです。
しかし病気になるほどのストレスではありませんし、ほんの数回デートを重ねればこんなことは簡単に習慣づきますよね。
ところが多少効率が悪かったり、大好きな彼女が「こうしたい」ということだとしても、馴染んだやり方を変えたくないのが頑固な人の恋愛傾向なのです。
ですから、元彼にアプローチをするときは、基本的に変にテクニカルなことはしない方がいいでしょう。
具体的にいうと、
・LINEやメールでの口調を変える
・別れたからと言って急によそよそしくなる
・「私たち別れたし、今後はこうしよう」といった提案をする
こういった分かりやすく変化を感じる行動は控えた方が無難です。
頑固な人を相手にあなたの感情をわかってもらおうと思っても、それは自分のエネルギーをすり減らすだけになってしまいます。
ですから自分の感情や思考をまるで静かな「水面」のようにニュートラルにしておいて、
・自分からは主張しない(波が立っていない静かな水面のイメージ)
・でも相手が何かを主張したら受け入れる(水面に物が落ちた時に水が落ちたものを包み込んで行くイメージ)
このようなイメージで接していきましょう。
もちろん、別れの原因があなたにあって、それが彼に迷惑をかけてしまうことであればそれは改善する必要がありますが、そんな時でも基本的に「彼を変えよう」と思わないで自分の中で解決するようにできれば理想的です。
こだわりや思い込みが強い
頑固な人に共通する心理としては、 「〇〇は絶対にこうであるべき」 という強いこだわりや思い込みが見られるという点です。
例えば、
「株や為替で稼いだ金なんてあぶく銭、必死で働いて稼いだ金じゃないと価値がない」
などのように、何に対しても物事を決めてかかってしまうのですね。
それが恋愛になると、
「付き合っているのだから〇〇するべき」
といった決めつけになってしまい、こういった彼の要望に悩まされた女性も多いのではないでしょうか。
物事を決めてかかる人からすれば、自分の中では答えや正義は最初から決まっているので、相手の意見に同意したり共感することが難しいです。
ですから、基本的にはここでも彼の決めつけに否定はしない姿勢をとりましょう。
しかし、本来のあなたの姿が違うのなら、無理に彼に合わせる必要はありません。
というのも、頑固な人はあくまでも「自分と違う意見を認めるのが嫌だ」「人の思惑通りになることが嫌だ」という意識が強すぎるだけで、無意識に違いを受け入れることはあるのです。
彼自身「女はこうあるべき」という考えがあったとしても、自分の周りにいる大勢の女性が彼の考えとは異なるタイプの女性なら、彼も自然と「こういう女の人もいるんだ」と受け入れることはできるのですね。
ただ、「こうあるべき」という考えの中に元カレの「理想」が含まれている可能性はありますので、彼にもう一度好きになってもらうために、自分磨きの一環として元カレの感覚に合わせるようにするのは問題ありません。
物事を複雑に考えるのが苦手
例えば失恋してひどく落ち込んでいるときに、
と友達から言われても、「あぁ・・・そのうちね・・・」と適当にあしらってしまうことってありますよね。
こんな風に、人は脳が疲れていると、普段通りの柔軟な考え方や、上手なコミュニケーションができなくなってしまうものです。
柔軟な考え方をするためには脳に多くのエネルギーが必要で、脳が疲れていると、その人が本来持っている価値観や考え方だけで物事を判断するようになるのです。
頑固な人の脳もこの状態と似ていて、柔軟性がない考え方なので複雑な話に理解が追いつきません。
例えば、理論的ではない女性の感情的なお話。
男性は理論的な考え方、女性は感情的な考え方をするというのは多くの人が知っていると思いますが、ここにも当てはまるように男性は基本的に理論的なものの考え方なので、女性がよく言うような、
「そんなの嫌、絶対に無理!」
「私のこと、好き?」
といった、感情を主体とした話には生産性を見つけられず、あまり重要視してくれません。
それよりも、
「それはこれこれこういう理由があるから、絶対にしない方がいいと思うよ」
「言ってもらえないとわからないこともあるし、たまにでも好きって言ってもらえると、精神的に安心する」
こういう風に説明口調で言ってもらえた方が受け入れやすいんですね。
特に頑固な男性はこの傾向が強く、しかも自分の理解の及ばない話を理解しようともしてくれませんから、元彼とコミュニケーションを取るときは、この例のように感情を込めるよりも物事を簡潔に話しましょう。
一見するとそっけなく感じるかもしれませんが、コミュニケーションが上手にとれずに元カレをイライラさせるよりはずっと好感を持たれます。
彼女や元カノが自分にアドバイスをすると「敵」と思ってしまう
頑固な人にとって、自分にアドバイスをする他人は
「自分を下に見ている上から目線な人」
と思い込んでしまいます。
頑固な人というのは強い信念を持っていますから、自分と価値観が違う人に対しては嫌悪感を持つだけでなくお説教をしてしまうこともあるくらいです。
「〇〇はこうでなければいけない」という信念を押し付け、自分がいかに正しいかを証明しようとするのですね。
また、自分のことを棚に上げて「プライドの高い女だな〜」と評価することもあるくらいですから、自分に変わる余地があるなんて微塵も考えていないのです。
こんな風に相手を支配しようとするのも、頑固な男性の恋愛傾向の一つと言えます。
ですから、そんな頑固な元彼との復縁を目指すのであれば、 元彼にアドバイスは絶対にNG です。
特に男性の場合は女性を下に見ている人も多いので、女性からアドバイスをされようものならプライドがズタズタになってしまいます。
それよりも、「すごい」「さすが」と褒めるようにして、元カレの理解者であることを積極的にアピールしていきましょう。
強いトラウマがあり、恋愛に臆病
実は、元カレの頑固さは生まれ持ったものではないかもしれません。
例えば、
・過去に全てを失うくらいの大失恋をしたことがある
↓
・自分を守るために「女性はこうでないといけない」というレッテルを貼るようになった
このように、過去の経験がトラウマとなってしまい、昔のように辛い思いをしたくなくて心に頑固というバリアを張っているということも考えられます。
心に深い傷を負ってしまったからこそ、再び自分が傷つくことのないように自分で自分を守る力を身につける、他人を信じずに自分だけを信じるようになり、人の意見を受け入れないようになる人がいるのです。
それがお付き合いをしている時や、別れてから現れた元カレの頑固さなのかもしれません。
ですから、もしあなたの復縁したい元彼がこういったタイプの頑固な人なのであれば、お付き合いをしているときでも、多少なりともどこかに「臆病さ」を感じる機会があったはずです。
具体的には、
・自分の友人に彼女(あなた)を紹介するのを渋る
・連絡先でも住所や生の電話番号などを教えたがらない
・ツーショット写真を撮るのを嫌がる
・彼女であるあなたが異性のいる飲み会に参加するのを嫌がる
・いつもは積極的なのに、結婚に踏み切ろうとしない
こういった態度になりますが、思い当たるところはあるでしょうか。
もしこういった臆病なところがあったのであれば、かなりの確率で元彼は生まれた後に頑固さが身についてしまった、ある意味悲しい過去を持つ男性だと思っておきましょう。
その上で、そんな彼の不器用さに理解を示し、未練は伝えないまでも、一途に彼のことを思う愛情深さを見せてあげてください。
別れてからそっけなくされても彼に笑顔で接してあげる、他の男性にアプローチをされても「諦めたくない人がいる」と言って断るなど、遠回しでも一途に誠実に彼を愛してあげれば、いつかはそんなあなたの愛情に彼も心を開いてくれるようになります。
話したがり
頑固な人というのは、その凝り固まった考え方のせいで人に嫌われてしまいやすいところがあります。
また、自分の考えに接待の自信があるので、そんな自分の正しさを分かってもらおうと、時にものすごくおしゃべりになるのです。
ですので、恋愛傾向としても
「自分の言うことで喜んでくれる、面白がってくれる」
こういった女性を好むところがあります。
ですから、別れてしまった今でも元カレの話を積極的に聞いてあげましょう。
相槌は基本的に肯定するように
「すごいね」
「そんなことがあったなんてびっくり」
などがオススメです!
一見すると聞き流しているだけのようにも見えますが、実際に聞き流しても問題はありません。
頑固な人にとって話の内容も大切ですが、それよりも「自分が話し、女性に聞き入れてもらう」ということが大切ですので、肯定的な相槌を打っていれば頑固な元カレの気分を良くさせることはできます。
付き合い方をしれば頑固な元カレも怖くない
頑固な人というととても気難しい印象もありますし、「一度別れるって言った意見も変えないんじゃないかな」と思うでしょう。
しかし、絶対に気持ちや考えが変わらない人というのはいませんし、人よりちょっと不器用なだけで、扱い方さえ分かれば復縁の糸口も掴めるのです。
頑固な元彼との復縁を目指したいのであれば、今回の記事を参考に向き合い方や接し方を変えてみてくださいね。
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