意見が違うものが集まれば必ず発生するのが喧嘩。
当然、惹かれあったカップルでも喧嘩はつきものです。
いくら性格や価値観が似ているとしても、もともと「性別」が異なるのですから、意見の食い違いはどうしても生まれますからね。
自分の思いを分かってもらえないことに苛立ち、つい感情を押し付けてしまう・・・相手も負けじと大きな声を張り上げて応戦する・・・。
結果、分かり合えない二人は争うことに疲れて一旦距離をとってしまう・・・。
喧嘩別れの定番の流れですね。
ところで、あなたは喧嘩の後の男性心理を考えたことはあるでしょうか?
自分のことであれば「時間を置いてから後悔する」「謝りたくなる」などなど分かるものですが、なかなか喧嘩した彼の心理までは分かりづらいものですよね。
もしこの記事を読んでいるのが女性なら、少し驚くことをご紹介することになるかもしれません。
しかし、これが喧嘩別れをした後の男性心理の本質ですので、喧嘩別れ後に仲直りするためにも、喧嘩別れ後の男性心理をお勉強していきましょう。
喧嘩そのものや別れを引きずっている
喧嘩別れの後、実は女性よりも男性の方が感情を引きずっています。
つまり当面イライラしている状態が続いているのですね。
そういった時は当然冷静な判断も出来ないので、つい思ってもないことを口に出してしまうこともあるでしょう。
後悔する
男性は女性以上に一時の感情に流されやすいもの。
それだけに喧嘩別れ後は相当な反省をしているんです。
男性は本能的に「女性は守るもの」と考えますから、例え男性側に非がない喧嘩だったとしても、
「傷つけたよなぁ・・・俺って最低だなぁ・・・」
「もうどうしようもないよなぁ・・・なんて大人気なかったんだろう」
と、どんどんと自分を責めるような落ち込み方をしてしまいます。
ここでのポイントは、「後悔をしているから相手(彼女)に連絡して謝る」のではなく、自分の内にこもってしまうという点です。
実は男性は精神的にそんなに強くはありません。
心の強さで言えば女性の方が余程強いものです。
一度落ち込むととことん落ち込み、食事や睡眠が出来なかったり、仕事に影響がでたりと、かなりボロボロになるのが男性の後悔の特徴です。
女性は傷つきながらもやるべきことはしっかりやるのが、やはり強いところですよね。
男性が落ち込んでいる時はネガティブになっていて、励ましやアドバイス、どんな話も聞き入れられない状態になっています。
つまりかなり内にこもっている状態です。
さりげなく元カノの様子をチェックしようとする
後悔をした後は、自分が傷つけてしまった彼女がどんな風に過ごしているのか気になってきます。
その為、元カノがFacebookやTwitterといったSNSをやっている時は必ずチェックをしますし、共通の知人がいるようであれば、あなたに伝わらないよう友人づてで様子を確認しているものです。
「彼の様子からはそんな風に見えないけど・・・」と感じる女性も多いと思います。
別れた恋人が気になるのは、女性も男性も大差ありませんよ。
少しずつ元気を取り戻していく
後悔をする期間が終わったら、あとは回復期間に入っていきます。
少しずつではありますが、内にこもるのをやめて周りの意見を聞き入れられるようになってくる段階です。
喧嘩別れの後、連絡をしたいのであればここがベストタイミングとなります。
別れの原因にもよりますが、このタイミングですとまだ少し別れたことを後悔する気持ちや、彼女を傷つけたことを後悔を残しているので、情に流されやすい時なのです。
この時期が来るタイミングとしては、大体喧嘩別れ後1~2週間ぐらいから始まります。
付き合っていた期間が長いと、よりこの元気を取り戻す時間は長くなります。
どれだけ別れがショックだったか?によって、この期間の長さが決まると考えましょう。
この時期の男性は基本的に、自分の痛みを分かってくれる人と一緒に過ごすことで傷を癒そうとしています。
例えば親友、同級生などなじみの深い人や、人生経験が豊富で彼が信用しているような上司などが多いですね。
前へ進んでいこうとする
喧嘩別れをして落ち込んで、元気を取り戻す時間を経た後は、過去の恋愛を乗り越えて前へ進んで行こうとします。
前へ進む、というと不安かもしれませんが、この時期の男性にとって別れた恋愛は「良い恋愛だった」と思っているので、まだ復縁のチャンスが残されている段階です。
ただし、あからさまに未練を全面に出した態度で接してしまうと、前へ進もうとする彼、過去に囚われた彼女という温度差ができてしまってなかなかスムーズには行きません。
出来る限り彼の温度、目指す方向性に沿ったアプローチを心がけましょう。
また、よく男性が彼女と別れたことを、笑い話として話しているところを見かけたりすることはありませんか?
男性はこの時期に入ってくると、居酒屋さんや夜のお店などで積極的に自分の失恋話をして、笑い話にすることでどうにか忘れようとします。
人に話して発散しようとするのは良いことですが、笑い話にされてしまうのは不本意ですよね。
この段階での注意点は、気を利かせた友人が男性に新しい出会いを提供しようとしてくる機会が多いという点です。
いくら元気を取り戻したとはいえ、男性だって失恋の傷は背負っていますから、埋め合わせるために出会いの場には積極的に出かけることでしょう。
男性も女性と同じように傷つく
よく失恋話を聞いていると、女性が
きっと、別れて清々していると思う」
このように話しているのを耳にします。
確かに男性は女性に比べて感情を表に出すのが苦手ですし、女性を守りたい気持ちから強く物を言うこともあまりないので本心では何を思っているのか見分けがつきにくいかもしれません。
しかし、男性も女性と同じように失恋をすれば傷つきます。
そして、女性よりも感情の処理が得意ではないだけに、女性が思う以上に引きずっているものです。
もしあなたが喧嘩別れをした彼連絡し、そっけない態度を取られたことがあるとするなら、そのそっけない態度自体が彼の心が傷ついている証拠だと思ってください。
感情的な別れの場合は、短期間で復縁が出来る可能性は非常に高いのですが、一歩間違えると、余計に男性を傷つけ、こじれてしまうことがあります。
「何も言わないから何をしても大丈夫」とは思わず、復縁をしたいと思うのならなおのこと、男性の心のケアをすることも視野に入れてみてくださいね。