喧嘩別れというのは、1番自分にとっても相手にとっても後悔が残りやすいものです。
それはお互いに本心で話した事ではなく、勢いや怒りに任せて話した言葉が多い状態にあり、お別れとなっても謝るというのを難しく考えてしまうからです。
「でもこうやって喧嘩別れするなら、付き合っててもうまくいかなかったろうな」
しかし、だからこそ喧嘩別れの後の復縁はしやすいとも言えます。
喧嘩別れは、自分にとっても相手にとっても後悔となるからこそ、愛情が完全に冷めてしまうという事はなりにくく、いつまでも存在が心に残り続けやすいからです。
喧嘩別れの後の復縁メールは、伝え方1つで状況を変えます。
好きな気持ちを残したという状況を、味方にしてください。
自分の非を認める
これは定番ではありますが、自分の非を認める事です。
しかしながら、ただ謝れば良いという訳ではなく、喧嘩別れから何を学んだり気付く事が出来たのかというのを伝えるものになります。
喧嘩がただの言い合いではなく、お互いの成長に繋がったとなれば、今後一緒にいても成長の多い関係になれると思って頂けます。
あなたは××って言ってくれてたのに、私が聞かなかったのがいけないよね。
こうなるまで気付かないのは本当に自分でも悔しいけど、あなたが許してくれて、喧嘩別れになってなかったら、きっと私あのままだった。
だからお別れは悲しかったけど、自分のためになったと思うよ」
相手の存在の大きさを伝える
喧嘩というのは相手を傷つける言葉が咄嗟に出てしまったり、思っても無い事を伝えてしまう状況となる為に、お互いに
「だからあんな事が言えるんだ」
こうなってしまうと、お別れはお2人にとって必然だったと思うようになってしまいますから、こちらから相手の存在の大きさを伝える言葉が必要になります。
それだけあなたは私にとって凄く大きな存在で、楽しい事も沢山あった。
だから甘えてたと思うし、あなたに受け止めて欲しくてあんな事も言ったんだ。
あなたの優しいところも知ってるから、本当はあんな事を言わせたくなかったし、言わせてしまった事が凄く悔しいです」
喧嘩だけの状況で彼を見ずに話す事で、彼にとっては
「僕と同じ気持ちだったのかもしれない」
感謝する
喧嘩をした後に感謝をするというのは、やり方が分からないかもしれません。
ですが、冒頭でもお伝えしたように、喧嘩別れというのはお互いに後悔を残しやすいからこそ、感謝をされるとは思っていないのです。
「僕の事を嫌いになってるかもしれない」
「もう話さない方がいい」
こんなに私の事を思って怒ってくれた人は初めてだったし、ただ怒ってるんじゃなくて、そこにはちゃんと意味があったのも伝わってたよ。
ただ、私も意地になってあの時はただ怒り返すしか出来なかった…。
何でもっと向き合えなかったんだろうって思ったよ。
だからね、今更だと思うかもしれないけど、怒ってくれてありがとう」
自分から、改めてお別れを告げる
喧嘩別れは、そのまま疎遠になってしまう事も多いですし、勢いでのお別れになっている中で
「もう本当に彼は私の事いらないと思ったのかな」
一般的には、自分からお別れを告げるのは勇気が要りますし、自分から終わらせる事で復縁は難しいと感じてしまうかもしれません。
ですが、喧嘩別れの場合は自らお別れを告げる事で、かえってあなたの冷静さや余裕を持つ姿勢が伝わる状況になるのです。
私のせいで怒らせてしまった事、とても反省してるし正直後悔があります。
でも、大切なあなたがこんなに怒るのは、それだけ傷つけてしまったとも思います。
だから、私からよりを戻してほしいなんて事は言えないし、もう終わりにしよう。
これ以上あなたの辛い顔も見たくないし、私も自分を成長させていきます。
今までごめんなさい、ありがとう」
「正直、僕にも悪い所はあったんだ」
「あの人だけが悪いわけじゃない」
喧嘩でヒートアップしていたからこそ、冷静になった時の温度差で急に相手の事が愛おしく感じたり、失っても良い人なのかを考え直しやすくなるのです。
「初めてこんなに喧嘩した」と伝える
喧嘩というのはマイナスイメージとして残りやすいですし、相手にとっても
「あの人とはもう一緒にはなれないだろうな」
そこで「初めてこんなに喧嘩した」という言葉を使うのです。
これは一見お2人の関係を悪く言っているように思うかも知れませんが、そうではなく、それだけ素の自分を見せる事が出来たというのを伝える内容になります。
私、実はこんなに喧嘩出来た人は今までで初めてだった。
それだけ私はあなたの存在に甘えてたって事だったんだけど…、でも、それ以上にあなたには作った自分を見せずにいられた。
自然体な自分を出せたのは初めてで、それは本当にあなたのおかげだよ。
これからはもう少し控えめにしたり、自分を出すにもバランス良くしていく必要があると思うけど、本当にあなたとの時間は私にとって特別でした」
「そう言えば、いつもあの人は感情を見せてくれてたな」
喧嘩別れの後に送るメールを工夫すれば復縁はできます!
5つのパターンをお伝えしましたが、この中の文章を組み合わせる形でも効果は出ます。
ただし、喧嘩した事で相手は色々な思いが渦巻いている中でもありますから、メールを送る時の基本的な部分としては
- 文字数を多くしない
- 1通で完結するようにする
- 感情的な内容にしない
という意識を持って作成するという点です。
自分の伝えたい気持ちばかりを先行してしまわず、読み手の彼の気持ちに立ってメールをするという事を忘れずにいてください。