好きになった人が既婚者だった、もしくは、結婚してから本気で好きになれる人に出会ってしまった。
俗にいう不倫ですが、やっぱり一般的には応援されにくい風潮がありますので、誰にも相談できずに悩んでいませんか?
不倫関係は、どちらかが結婚を経験していることもあり、恋愛経験がある分燃え上がりやすく、情熱的な恋愛に発展することが多いと言われています。
しかし、どんな関係にも終わりは訪れるもの。
相手のことを心から愛し、不倫だからこそ普通の恋より大切に思っていたがゆえに、お別れは痛く心に響くのではないでしょうか。
大切な人との思い出は沢山ありますし、自分の事を理解してくれて、辛い時いつも一緒にいてくれた人だからこそ、いなくなってその存在の大きさに気付くことも多いですよね。
ただ、やっぱり公にできない恋愛だからこそ、普通の復縁よりもちょっと特殊な方法での復縁を目指す必要があります。
今回は、不倫相手と復縁したい人向けに、ケース別の復縁方法をご紹介します。
円満なお別れや、どちらにも特に非がないケース
例えば、
と話し合いで決めて別れてしまったようなケースでは、【あなたには言っていないけど、別れを決めようと思ったきっかけ】が必ずどこかにあるはずです。
ですので、まずはそのきっかけが何だったのかに気づきましょう。
お相手がわざわざそのきっかけを口にしないということは、
- 伝えることであなたを傷つけてしまう
- そのきっかけを言ってもどうにもならないことだ
こんな風に思い込んでいるはずですので、お相手の信頼を取り戻すことから始めましょう。
何を言われても傷ついたり、お相手に迷惑をかけるようなことをしない、言われたことは改善できるよう努力する人間である、ということをお相手に理解してもらいましょう。
そのためには、あなたからお相手が相談をしやすいように働きかけたり、あなたからお相手を信頼することが大切です。
と声をかけてみたり、あなたからお相手に軽い相談を持ちかけることで信頼関係を築いていきましょう。
ゴールのない関係に見切りをつけられてしまったケース
これは不倫相手が独身、あなたが既婚の場合に有りうる「振られケース」の一つです。
中には、今の婚姻関係を解消して不倫相手と一緒になることを選ぶ人もいます。
しかし、実際問題、そこまでできる人はそう多くないのが現状です。
離婚事由がなければ簡単に離婚はできませんし、かといって不倫を打ち明けてしまえば失うものはあまりにも多すぎます。
そのため、不倫関係では普通の恋愛のように結婚を夢見ることなく、ずっと同じような関係を続けていくことが多くなるでしょう。
ですから結婚していない側は
という果てしない不安にかられてしまうのです。
この場合の復縁方法としては、とにかく相手に安心感を与えることが重要となるでしょう。
その安心感は決して一つだけではなく、
- 将来的に離婚をして、不倫相手と結婚をすることを誓う
- 不倫相手との結婚は考えていないが、それでも今お互いが愛し合うことに価値を感じさせる
- 不倫相手にも自分との関係を続けながら、相手の幸せを作る自由を与える
このようにいろんなパターンがあります。
この中のどれがいいのかは、あなたにできること、そしてお相手の希望を考慮しながら決めていきましょう。
不倫に限らず、恋愛はどちらかだけが安心していたり満足するような関係では絶対にうまくいきません。
二人が納得できる幸せの形をしっかり話し合い、探していきましょう。
突然の別れのケース
不倫であるということを分かっていながら、あなたと付き合いはじめたのですから、これまではあなたと付き合うことに彼は少なからず魅力を感じていたはずです。
それが何故、「別れよう」と思うようになったのか、そこには必ず理由があります。
どうして自分と別れようと決めたのか?を、素直にお相手に聞いてみましょう。
このケースでは、まずお相手から言われた理由に対して反発したり言い返したりせず、相手の気持ち・言い分を受け止めて理解してあげましょう。
このワンクッションがあるだけで相手の心象は大きく変わります。
本当の気持ちを聞かなければ、あなたは彼を引き留めるための対策を立てられなくなりますので、「どうして私と別れようと思ったのか、教えてもらえる?」と落ち着いた態度で聞きましょう。
こうして別れようと思った理由を聞き出すことに成功したら、早速心を引き戻すべく行動に移します。
いわゆる自分磨きの段階に入るのです。
気持ちの温度差が出来てしまったケース
あらゆる恋愛において見られる、不倫だけに留まらない典型的な別れのケースです。
しかし不倫の場合、少し異なる点があります。
それは、普通の恋愛をしているときはまったく重くならないような人間でも、不倫をするととても愛情が重くなってしまうということです。
なぜなら、好きな相手には「配偶者」というライバルが必ずいるためです。
しかもそのライバルは法律で守られていますし、周囲の人間もそのライバルのことばかり持てはやしますから、どうしても独占欲は強くなりますし、行き場のない気持ちを大きくしてしまいます。
逆に、既婚者側がの方が独身のお相手よりも気持ちが大きくなることもあるでしょう。
この場合も似たような形で、独身の側からすれば既婚の相手の強い独占欲、重い愛情は、ただの「自分勝手」でしかありません。
既婚の相手のように帰る場所があり、「結婚をしている」という社会的な信頼も持ち、自分よりも安定しているであろう場所から、少ない心の隙間を埋めるだけの要員として求められる、そんな都合の良さを感じてしまうのです。
つまり、普通の恋愛よりも、不倫関係における気持ちの温度差の方がこじれやすく、お相手の信頼を失ってしまいやすいということをしっかり覚えておいてください。
この場合の復縁では、まずはお相手の気持ちを汲み、自分の気持ちを押し付けないことが何より大切です。
愛情の大きさを同じにしておかないと、いつまでもお相手にとってあなたの存在が重く、窮屈なものとしか感じられません。
- 連絡頻度を減らす
- 一旦愛情を置いておき、仕事仲間や友人として距離のおいた付き合いをする
- 未練や愛情を伝えない
こういった対応を続けることでお互いの気持ちを落ち着かせ、落ち着いてから再アタックをしましょう。
その時、もう同じことの繰り返しにならないように、自分がいかにお相手と同じ強さで人を愛せるようになったかをアピールします。
付き合っている時にお相手がしていたような連絡頻度で連絡をしたり、同じような距離感で接しましょう。
そうした実績を積み重ね、お相手の気持ちを取り戻すのが一番効果的です。
飽きられてしまったケース
人は常に慣れていく生き物ですから、その慣れに満足出来なくなり新しい刺激を求めようとします。
だからこそ、常日頃から新鮮さを忘れないようにする事が大切です。
例えば、これまであなたは周りからも頼られるようなしっかりした存在だったとしましょう。
そんな存在から、急に
気まずいとは思うけど、協力して欲しい」
とお願いをされたら、相手はどうしてもキュンとしてしまうもの。
こんな風に、元カレ、元カノしか知らない部分を作れると、効果的に刺激を与えることが叶います。
不倫関係そのものも同じことが言えますが、二人しか知らない秘密、お互いしか知らない本当の顔を作ってしまうと、絆がいっそう強くなるでしょう。
罪悪感に耐えられなくなったとき
家族に対しての後ろめたい気持ちの方や、家庭を守りたいという思いが、不倫相手への愛情に勝ってしまったときに、別れを切り出してきます。
この場合、不倫相手との関係が良好であるかどうかに関わらずいきなり別れを告げられることが多いようです。
そのため、振られた方は「自分の何がいけなかったのか」をどれだけ考えても答えが出ず思い悩んでしまいやすく、
- 一人でストレスを抱え込んでしまう
- 気持ちの整理が出来ず、感情を暴走させてしまう
- 相手に対して攻撃的になる
- わざと不倫をバラそうと脅しをかけてくる
このようなさらなるトラブルを招いてしまいます。
ですので、まずはこういったトラブルを起こしてしまわないよう、冷静に話し合いをしてお互い納得できる着地点を見つけるのが第一です。
どんなにその後の関係が良くても、一度でも上記のようなトラブルを起こしてしまえば、そこで恋愛はおしまいになってしまいますので十分に気をつけてください。
その上で、また一から恋愛をするようなスタンスで距離を縮めていきましょう。
不倫バレを恐れているケース
既婚者側から別れを切り出すケースとして最も多いのがこちらです。
不倫バレを怖がり過ぎて、積極的に連絡を取ろうとしない
既婚者に対してあまり頻繁にメールや電話をしすぎると、相手の配偶者にバレてしまうかもしれない。
しばらくは大人しくしておいて、徐々に連絡を増やしていこう、と考える方がいます。
しかし、別れてしまったタイミングこそきちんと話をしたい時期であり、相手を愛しく思う感情が最も昂っている時ですよね。
そのために、その時期に連絡を取らずにいると、
「ただ話し合いたいだけなのに、どうして電話しちゃいけないの?」
と気持ちが混乱してしまい、先ほども述べたようなトラブルに発展する可能性があります。
しかし、相手がそうして破局後に向き合ってくれないのは、大抵周囲への不倫バレを警戒している時なのです。
ですので、いくらそっけなくされたり、連絡がスムーズに出来なくても、ここであなたの連絡したい気持ちを抑えて、
「都合が良くなったら合図して。それまでにこっちも気持ちを整理しておくから」
と、不倫バレを一緒に避けるような協力する姿勢を見せることが出来れば、一気に印象も良くなり距離が近まります。
「愛されている実感がない」と思われたケース
人は自分の思いを受け入れて貰えないと自信を無くしてしまう傾向があります。
特に不倫関係の場合は、人よりも公の場で愛情を感じる機会が少ないために、
という不安を抱えてしまいやすいという側面があるのです。
この場合は、
- 連絡を取るときや、二人きりの時にはしっかり感情の表現をする
- お揃いのものを用意したり、二人だけにわかる合図を決めて特別感を作る
このようにして、二人だけの秘密を増やしていくと良いでしょう。
すでに別れている場合には「今更愛情表現なんてされても困る」と言われてしまうかもしれませんが、大切なのは、
とお相手を期待させることにありますので、意識してみてください。
ただし、感情表現をして愛情への期待を持たせることと、お相手に愛情の押し付けをするのは違います。
お相手の立場が悪くような露骨な愛情表現や押し付け、未練を伝えることはできる限り避けましょう。
もともと相手は遊びだったケース
悲しいことではありますが、中には不倫相手とは本当に遊びと割り切って付き合う人もいます。
そんな風に、どうしてもお相手が本気で愛してくれない場合は、思い切って吹っ切れたように見せるのも効果的です。
気軽に不倫をしてしまう人、そして不倫相手を振り回せるような人というのは、自分が愛されているという絶対的な自信を持っています。
ですので、その自信を裏切ってしまうことで、元カレ・元カノの意識をあなたに釘付けにしてしまうのです。
- これまでたくさん送っていた連絡をぴたっと止める
- でも、仕事上の連絡はスマートに行う
- 相手が歩み寄ってきても、猫のように気まぐれに翻弄してみる
こんな風に相手を振り回して見せましょう。
もちろん、ただ吹っ切れたように見せるだけではあまり意味がありません。
さらに相手にとって魅力的な存在になれば、相手は去っていこうとするあなたを追いかけ、すがりつきたい心境でいっぱいになっていきます。
相手が求めている異性像を思い描いて、それを演じて見せることで、お相手の方から追いかけてもらえるようにしましょう。
大人なら、大人らしい恋愛をしよう
不倫恋愛は自分を見失ってしまったらお終いです。
楽しく不倫恋愛をしていくには、感情のコントロールの仕方を学ぶ必要があります。
不倫以外にストレスを解消できるものを見つけたり、不倫について相談できる相手を作ったりすることも大切ですよ。
不倫関係にある以上、配偶者を優先しなければいけない場面も多々。
そして、そんな時が急に訪れることもあるでしょう。
そんな時はつい、お相手を責めたり、もっと自分を見て欲しいと我儘になったり、感情的になってしまいがちですが、どんな時でも冷静さを持っているからこそ、お互いに楽しい時間を共有できるのが不倫恋愛でもあります。
大人だからこそ、出来る恋愛とも言えますし、いつだって冷静さを欠いてしまわないようにすることでお相手の心を取り戻し、再び楽しい時を共にして下さい。
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