大好きな元彼との終わりを迎えた時、辛かったり悲しかったり悔しかったり・・・いろんな思いが巡ってしまうものですよね。
「いつか連絡来るんじゃないか」とつい携帯やスマホをずっと気にしていたり、人によっては食事ものどを通らなくなってしまうかもしれません。
忘れようとしてテレビを見ていても今度○○に遊びに行こうと思っていたのに・・・と思い出して涙したり、思い切って合コンに参加しても逆に元彼の良いところばかり思い出してしまったり・・・。
でもそれではその内に体調を崩したり生活に支障が出てしまいます。
とは言ってもそう簡単に忘れられないのが失恋の辛いところです。
しかし本来、人間の脳は「忘れやすく」出来ているものなんですよ。
以下の「元彼を忘れる方法。心理学で好きな人を忘れる方法5選」を実践して1日でも早くつらい日々とおサラバして、楽しい日常を取り戻しましょう!
物に書く、人に話す
誰にでも挑戦しやすいとてもシンプルな方法です。
自分の気持ち、元彼の好きなところ、別れた今反省していることなど、何でもいいので今あなたの心を悩ませている元彼に関することをすべて紙に書き出したり、信頼できる友人にありのままの気持ちを話していきましょう。
感情的になってしまっても構いませんよ。
紙に書き出したり、人に話してしまうと「いつでも読み返せる(聞き返せる)から忘れても良いや」と安心出来て、無意識に自分の中で元彼のことは「忘れても良い情報なんだ」と整理出来るようになります。
また、紙に書き出したことというのは自分で「読み返さなきゃ!」と意識しないと読み返すことはありませんよね。
つまりいつまでも自分の中でだけ元彼のことを考えていると気持ちの整理がつきませんが、一度外に出すと一気に悩みが客観視できるので、違う視点で考えることが出来たり「すごくシンプルなことで悩んでいたんだな」と新しい発見にも繋がります。
最終的に書くことさえも忘れてしまったらもうあなたの心は自由になっていますよ。
上書きをする
次は記憶の上書きです。
一つのことにこだわってしまう時というのは、それ以外の情報が全く入ってきていない・・・つまりは頭が元彼以外のことを考えていない状態です。
つまり記憶が手持ち無沙汰になってしまっているんですね。
ですので仕事を普段より多めに入れたり、大事な友人と大事な約束をしたりと重要度の高い予定をたくさん入れるようにしていきましょう。
ポイントは「重要度の高い予定」であることです。
重要度が低いと落ち込んでいる時は後回しにしやすいですから、逃せない予定を積極的に入れるようにして下さい。
例えば、
- ずっと挑戦したかった習い事を始める
- 普段なら行かないようなちょっと高級なコースランチ、ディナーを予約する
- 旅行の予定を入れる
- 上司から積極的に仕事をもらい、自分から多忙にしていく
- 自分で決めたことを周りに「私、○○します!」と宣言し、逃げられない環境を作る
このような取り組みがオススメです。
「思い出さないぞ!」をやめる
考えないように意識すればするほど、ますます考えてしまうという経験があると思います。
「元彼のことを思い出さないようにしよう」と考えていると、かえって意識してしまう事にもなり得ます。
この心理については、1987年にアメリカのとある心理学者が臨床実験を行い「人が記憶しやすい方法である」と立証されています。
その実験とは、シロクマの1日を追った映像を3つのグループに見せたあとで、各グループに次のようなことをお願いしたものでした。
グループB:「シロクマのことを考えても考えなくてもいいです」
グループC:「シロクマのことだけは絶対に考えないでください」
このお願いから1年の時間を空け、もう一度グループのメンバーに集まってもらった際に、シロクマのことを覚えていたのは「絶対に考えないように!」といわれていたグループCの人たちだけだったのです。
アメリカでもシロクマなんてそうそう見れるものではありませんから、シロクマのことを考えるチャンスはそんなに多くないはずなのに、このような結果になりました。
思い出すことを強制する
今度は逆に、効果的だけども少し荒療治な方法をご紹介します。
あなたは小さい頃お母さんやお父さんから「勉強しなさい」「言うことを聞きなさい」と叱られて飽き飽きした経験はありませんか?
「ちょうど今やろうと思ってたのに・・・」と逆にやる気を削がれてしまうものなのですよね。
それは人の【強制されるとやりたくなくなる】という心理が影響しています。
少々難しい話になってしまいますが、元彼のことを忘れられなかったり、どうしても思い出してしまうのは今でも元彼に興味を持っているためです。
その興味は何にも強制されることなく、自分の自由な気持ちに基づくものなのですね。
とても簡単に言うと、今のあなたは自分の好きな時に元彼のことを思い出すことが出来て、好きなときに別のことに興味を移すことが出来ます。
つまり元彼の思い出に浸るのは心理学的には何にも強制されなくてとても楽なことであり、楽だからこそ長続きしてしまうのです。
それを応用して、自分自身に
【毎週○曜日には自宅で元彼の記憶を辿って懐かしむ機会を作る】
等といったルールを作りましょう。
如何でしょうか、途端に面倒になってきますよね。
子どものやりたいように勉強させることで勉強への強制感を感じさせることなく、自分の好きなように出来るんだという興味を持たせて勉強を長続きさせる、という使い方をされています。
疲れるまで考え抜く
これは前述の『思い出すことを強制する』に少し似ている部分がありますね。
今度は脳のメーターが振り切れるくらいまで思い出し続けましょう。
思い出し続けて、思い出し続けて、それに飽きてしまうまでとことん思い出し続けてください。
飽きるということはつまり、もう十分それを堪能して満足しているという意味です。
人は満足して飽きてしまったものからは何の感情も持たなくなりますので、自然に思い出すことも、思い出に対して何かを感じることもしなくなっていきます。
ここまで出来ればもう忘れたと言えますね。
元彼を忘れるか?それとも復縁を目指すかはアナタ次第です。
突然ですが、あなたは3日前の晩ご飯に何を食べたか覚えていますか?
恐らく覚えていても思い出すまでに時間がかかったり、全く忘れてしまっているかと思います。
冒頭でもお話したように、こんな感じで元々人の記憶というのは忘れっぽく出来ているものです。
ですから今あなたを悩ませている元彼の存在も、必ず忘れられるはずですよ。
反対に、やっぱり忘れられない…、どうにかよりを戻したいという時は、「復縁方法」を是非参考にしてください。