元彼が忘れられないから、また一緒になりたいと思うのは自然な事です。
ですが、その忘れられない思いに苦しんでしまったり、
「こんなに辛いのに、元彼が良いと思うのはなぜ?」
好きだからこそ寂しく、一緒に過ごしていた頃を思い出しては、状況の違う現状に辛くなってしまうというのは、復縁を目指す皆さんに多くある感情です。
自分の気持ちを知ろうとする事も怖かったり、本当に元彼との復縁を望むのが自分にとって幸せなのかと、自問する人もいます。
ですが、そうして考えているというのも、「好き」という感情があるからこそ。
悩んでいる事は実はそれだけ大切に思っているからでもあるのです。
それではなぜ忘れられないのか?その元彼が忘れられない心理についてお話ししていきます。
たくさん思い出がある
恋人として過ごす中で、沢山の時間を共有し、同じ景色を見て、同じ食べ物を口にし、同じ感覚を経験してきたという事実は、心にとても強く残るものです。
その事実が多くあればある程、あなたにとって忘れられないものとなります。
そこには、思い出に対する気持ちや考えが、思い出ごとに残っているからなのです。
「このお店の食べ物、あの人好きだったな」
「ここからの夜景が好きで、よく行ったよな」
幸せを感じていた分、その喪失感が大きく、失った事を考えると心の傷が大きくなってしまう。
だからこそ、忘れられないのです。
辛い記憶が大きい
前項とは真逆の心理になりますが、意外にもよくあるのがこちらです。
人は辛い記憶が大きいと、その記憶を忘れようとします。
しかし、自分が受けた傷が大きければ大きい程、元彼の存在を消すというのは容易ではなくなり、辛い気持ちを抱えてトラウマになる事もあるのです。
辛いから忘れたいと思っても、記憶や心に残る辛い気持ちというのは、自分が傷つかないようにと無意識に思い出させようとしますし、その中で良かった記憶もあるからこそ
「あの時こうしていたら、私が彼を変えられたんじゃないか」
寂しい
これはとても単純な感情であり、根が深いものです。
寂しさを感じやすい人の多くは、自分に自信が無かったり、相手に求める姿勢になりやすく、不安も感じやすい傾向にあります。
だからこそ、好きだった相手を身近に感じられない事で依存心が増し、他の男性を視野に入れるというのが難しくなってしまい
「こんな気持ちになるのは元彼だけだから、安心させてほしい」」
「寂しい」という感情はあくまでも自分主体のものであり、相手主体ではないからこそ、自分の感情が表に出やすくなるという状態でもありますから、元彼が忘れられないというよりも
「自分にはこの人しかいない」という思い
自分にとって特別な人だと感じるというのは、恋人となった存在なのですから当然です。
このような感情を持てる対象というのはそう簡単に出会えるものではありませんし、この人しかいないと感じる人とまた結ばれたいと思うのは自然な気持ちになります。
ただ、「自分にはこの人しかいない」というのも前項にあるように、自分主体となってしまう気持ちですので、この気持ちを抱えた時には
その中で自分が幸せになる為だけの存在として元彼を求めていたとしたら、それは復縁活動を進めても期待する状況にはなりにくいという事を覚えていて欲しいのです。
忘れられないという思いの中に、
「本来はお互いを認め合える関係だから、彼しかいない」
初めての経験がある
初めてプロポーズされた人、初めて抱き合った人、初めてのデートをした人…など、自分にとって初めての事が多いと、それだけ特別な印象になりやすいものです。
特別な思いというのは、他の人に抱きにくいと自分の中で考えるからこそ、相手にとっても特別な人でありたいとする気持ちが強くなっていくものになります。
だからこそ、復縁を望む中で
「こんな特別をくれるのは元彼しかいない」
誰かに取られてしまうと悔しくなる
自分にとって大切な人だというのが分かる中で、やはり気になるのが他に好意を持ったりしている人の存在です。
他の人を好きになって別れたり、別れてから元彼に恋人が新しく出来てしまったというのは、ショックであり自分が過去の存在となった実感に繋がります。
「もう私の事なんて眼中にないんだろうな」
「彼は私よりも、あの人を選んだ」
それは、相手に新しい存在が出来る事で喪失感が大きくなるというきっかけでもあり、
結婚前提に付き合っていた
結婚というのは人生の中でも大きな転機であり、様々な覚悟を持ち、新しい人生の分岐点にもなるからこそ、真剣な思いがあります。
それまで結婚を気にせずに恋愛をしていた経験がある人にとっては、そのギャップを自分の中にも感じるようになるからこそ、相手への期待や思いも高める状況です。
そんな状況からお別れとなれば、自分の覚悟が伝わらなかったり、同意してもらえなかったという実感となる中で大きなショックとなります。
結婚というのは誰でも良いという訳ではありませんし
「彼の子供を産みたい」
初めて付き合った人だった
何をするのも新鮮であり、初めて家族や友達以外で自分を大切にしてくれて、色んな顔を見せられる存在だからこそ失った時の気持ちの落差は大きいものです。
誰にも言えない事を話せる人でもあっただけに、初めて愛情を与え合える喜びを知れた人だっただけに、その関係をすぐに忘れるという意識にはならないのです。
初めて付き合うというのは、自分の全てを捧げた相手でもありますから、自分の全てを知る人が離れてしまうというのは何にも変えられない苦しみになります。
この先も一緒に居る事を疑わず、どんな事があっても2人で乗り越えられるという実感を強く持つ状況があり、忘れる方が辛く感じてしまったりするのです。
元彼が忘れられない事は、誰にだってある事です
忘れられない事を辛く感じてしまうのは無理もありません。
ですが、なぜ忘れられないのか、なぜ元彼が良いのかと考えた時に答えが出ない方が、復縁活動を行う上でとても果てしないものと思ってしまうのです。
自分の気持ちと向き合うというのは、時に復縁活動のヒントにもなりますし、忘れられずにいる理由を知っている事で気持ちも安定する事が多いです。
それは原因を知っているからで、原因に対して「何ができるか」を考える事の出来るという、1つステップを踏める状況になるからなのです。
自分を成長させる為にも必要な事ですから、ぜひ、自分の気持ちと向き合ってみてください。