あなたは好きな男性に対して決まってする愛情表現はありますか?
「好き」と直接言葉に出してみたり、毎日LINEを欠かさなかったり、人それぞれいろんな愛情表現があると思います。
同じように、男性が本当に好きな相手にだけする愛情表現というものが存在するのです。
男性の場合、女性よりもその愛情表現は分かりにくいと言われています。
よく
「男は単純な生き物」
と言われますが、それは女性から何かをしてもらったときの反応であって、自分からアプローチを仕掛けるときには思いのほか複雑に行動をする傾向があります。
それは、男性にとって好きな女性を落とすのは自分の価値を決める「勝負」のようなものだからです。
自分が好きになった女性は手に入れたい、ですが、色恋に夢中になってライバルに仕事を取られてしまったり、冷やかされて恥ずかしい思いをするのは避けたいと考えます。
女性なら周りの友達に相談しながら恋愛を楽しめる人が多いのですが、男性はそうやって誰かに弱みを見せ、悔しい思いや恥ずかしい思いをするのは負けと感じてしまうのです。
つまり男性は女性に比べ、恋愛に集中することができない傾向があります。
たくさん話しかけて来る、距離が近い
好きな女性とはたくさんの接点を持ちたいと思うのは自然なことです。
その為、どうしても男性側からあなたに話しかける機会が増えていきます。
ただし、恥ずかしがりやな人にとっては全く逆の反応がでる愛情表現でもあります。
つまり、好きな人相手だからこそ気軽に話しかけることができなくて、逆に話しかける機会が減ってしまうケースもあるのです。
男性側が恥ずかしがり屋かどうなのかというのは、たいていは男性の態度を見ていると分かると思います。
- 直接話しかけはしないけど、メールでは盛り上がる
- あなたから声をかければ嬉しそうに反応する
- 周りに人がいないと話せないけど、二人きりになったらガンガンしゃべる
このような態度の変化があるときは、純粋に彼が恥ずかしがりやなのだと思ってあげたほうが良さそうです。
また、話す時の体の距離も彼の愛情表現になっていることがあります。
『パーソナルスペース』という言葉をご存知でしょうか。
人は、親しい人には近づかれたり体を触られても不快には感じないけれど、あまり親しくない人には近づかれたり体を触られると、不快感や恐怖を感じます。
この不安や恐怖を感じる距離のことを『パーソナルスペース』といいます。
相談に乗りたがる
男性は女性が悩んでいると、男である自分がなんとか解決してあげたいと考えるものです。
ですので、ちょっとした愚痴のつもりだったのに「相談に乗ろうか?」と変に大げさになってしまうこともありがちです。
しかも、好きな女性のためと思って男性側はかなり真剣に話を聞き、アドバイスをしようとしてくれます。
そのため、女性としてはじっくりと話を聞いてもらい気持ちをなだめてほしいだけでも男性からは容赦なく厳しい意見やアドバイスが返ってくることもしばしば。
「ただ話を聞いて欲しかっただけなのに・・・」とすれ違いのキッカケにもなりやすいのですが、「彼は本当に自分のことを心配してくれているんだ」というふうに考えてあげてください。
男性は悪気があってしているのではなくて、あなたを思えばこそ、ついアドバイスをしてあげたくなってしまったのです。
男らしいところを見せようとする
- 妙に重いものを持とうとする
- 女性には分かりづらい筋トレの話をする
- 聞いてもいない金銭的な余裕の話をする
- 去の彼女にしてあげた話をする
こういった男らしさアピールは、男性なりの愛情表現です。
愛情を伝える・・・というよりは、【イイ男だと思われたい!!】という願望が強いかもしれません。
ですが、男性がこうして自分の自慢できることをアピールするのは好意のある女性に対してだけです。
好きな人や気になる人には、自分の良いところをたくさん知って欲しいもの。
だからこそ、男性は好きな女性に『自分の凄いところ』ををアピールします。
より自分を大きく見せ、
とアピールしているのです。
目が合う
「好きな人を見つめる」という傾向は女性にもありますが、どちらかといえば男性の方が視線に強い意味を持っています。
見てくるということはつまり、あなたに興味関心があるということを意味していると考えて間違いありません。
何か視線を感じて男性の方を向くと、視線を逸らしたり誤魔化したりすることがあります。
「さっきまであなたを見ていた」ということの現れであり、「見ていたことをばれたくない」という心理が表現されています。
つまり、興味があると悟られたくない状態です。
これは、
- 好意が芽生え始めている段階であり、まだ好きになりきれていない状態
- とことんシャイ
この2パターンに別れます。
ただ、「見ない」というケースでも好意が表れていることがありますので注意しましょう。
例えば二人きりのときは別に見てこないのに、大勢になるとよく視線を感じる場合は、かなり好意を持たれている状態です。
二人きりのときは純粋に恥ずかしくて目を合わせることが出来ません。
こちらから連絡をしなくても、男性から連絡してくれる
男性は好きになった女性を独占したいと思います。
程度は人それぞれですが、自分だけを見て欲しいし、自分以外の男性とは接点を持たないで欲しいと思ってしまうもの。
その為、特に用事がなくてもとりあえず好きな女性には連絡をします。
そうして彼女と時間を共有することで、好きな女性が他の男性のところに行かないという安心感を得ようとするのです。
また、これは男女共通するところではありますが、好きな人に対しての興味は尽きません。
「これについてはどんな意見なのかな?」
などなど、好きな人のことはどんなことでも知ってみたいと思うものです。
ですので、連絡があまり得意ではない男性でも、好きな女性に対しては会話のネタが尽きません。
結果、どんどん男性側から女性に連絡できるのです。
少しLINEやメールの文章が長めになるのも特徴の一つです。
ボディタッチが多い
男性たるもの、好きな女性にはどうしても触れたくなってしまいます。
その結果、好きな女性と一緒にいると無意識にボディタッチが増えてしまうのです。
ここでのポイントは「無意識」という点です。
余程チャラかったり軽い男性でない限り、男性から女性へのボディタッチに露骨な下心はありません。
もちろん「もっと触れ合えたらいいな」という本心もあるのですが、どちらかというと「自然と触れてしまっている」という状態です。
あまりに触られる回数が多く不愉快なら、それは我慢せず笑いながら指摘してあげましょう。
男性側も無意識なことが多いので、言ってあげないと気付けないこともあります。
ただ、厳しく言ってしまうと「嫌われた」と誤解してしまいますので、あくまで笑いながらの指摘を心がけましょう。
あなたの過去や詳しい話を聞きたがる
男性はオチのない話が心底苦手です。
また、基本的に男性は話したがりやで、人の話を聞くよりも自分の話をしたいと思う人が多い傾向があります。
しかし、自分が好きな女性に対しては、
という思いから、彼女のオチのない話でも喜んで聞いてくれます。
それどころか、「それは○○ってこと?」「前はどうだったの?」など、どんどん話を掘り下げてくれるのです。
あなたのことをもっとよく知り、もっと身近な存在になるための男性なりの戦術なのでしょう。
あなたが嫌でなければどんどんあなたのことをお話してあげても良いと思います。
ですが、今後長い付き合いを考えていきたいのであれば、多少なりとも教えない部分は残しておいてもいいかもしれません。
プレゼント攻撃
コンビニで売っているようなちょっとしたお菓子や飲み物をご馳走してくれたり、旅行に行ったときのお土産を買って来てくれる。
こういったさりげないプレゼントも、男性特有の愛情表現の一つです。
好きな女性に対しては努力も苦労も惜しまないのが男性の愛情表現。
女性は日々細やかな愛情表現で男性につくしていこうとしますが、男性はプレゼントやデートなどで一気に愛情を表そうとします。
あまりにも高価なものを買える男性はごくわずかですが、こういったちょっとしたプレゼントであれば、好きな女性のために惜しむことはありません。
もちろん、プレゼントをするのは喜んで欲しいためです。
ですので、反応がイマイチだったり、プレゼントしたものを使ってくれていないと落ち込んでしまいます。
男性にも少しだけ、乙女チックなところもあるようです。
あなたの希望を叶えようとする
「テレビでやっていたお店にいきたい!」
「朝が苦手だからモーニングコールをしてくれるような人が欲しい」
もし好きな人からこんな風に言われたら、気のある男性はその願いを叶えようとしてくれます。
好きな人を喜ばせたいのは男女共通。
ただし、男性の場合は女性の言葉をそのままストレートに受け取るので、言われたことしか出来ない傾向もあります。
先ほどの「テレビでやっていたお店にいきたい!」という一言を例に挙げると、基本的に男性は「このお店に連れて行ってあげれば喜んでくれる」と解釈します。
実際間違ってはいないのですが、この発言をした側からすれば、
- お店に行くことを口実にデートがしたい
- あなたと一緒に出かけたい
- ご馳走して欲しい
- ただの連絡のときの会話のネタとして言っただけ
といった、言葉にされていない裏の本心があるのも事実です。
男性はこういった部分を汲み取るのが苦手なので、本当にお店に連れて行かれるだけでガッカリしてしまう・・・なんてことも多いといわれています。
体調を気遣ってくれる
友人でもあなたが体調を崩せば「大丈夫?」と心配をしてくれるものですが、好きな女性に対しての心配は、友人相手よりももっと親密さが増します。
例えば、
- 体調が悪いまま仕事に行くと、仕事を肩代わりしてくれる
- ちょっと怒るくらいの勢いで休ませようとする
- 頼んでないのに栄養ドリンクや薬を用意してくれる
- 次の日も体調を気にかけ、治るまで心配してくれる
このような行動になって現れます。
他にも、寒い中外でデートをしていたら上着を貸してくれるようなのも、男性なりに好きな人にしか出来ない愛情表現です。
自分が大切にしたいと思っているからこそ、辛い思いをさせないように行動出来るのでしょう。
ただ、中には不器用だったり鈍感な人もいるのは事実です。
ですがそれはあくまで気遣いの方向性があなたとちょっとズレているだけで、彼なりに心配をしていることがほとんどです。
さいごに
こうして文章にしてみると分かりやすい愛情表現が多いですが、男性が本当に好きな相手にだけする愛情表現は、実際に受けてもすぐに気付かないものです。
もし意中の男性がいたら、あなたに対して今回ご紹介したような行動がないかチェックしてみてください。
他にも「喧嘩別れ後の男性心理」が男の心を知るのに役立つと思いますのでご覧くださいませ。
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