別れを匂わせられたりして「彼氏に振られそう!どうしたらいいの!?」という状況、すごく怖いですよね。
引き止めたいけどウザがられそうだし、実際何て言えば引き止められるのか分からなくて、何をするのも不安で仕方ないと思います。
そんな時は、無闇に彼に連絡をする前にまずは落ち着いて対策を考えましょう。
この記事では、別れを回避するための「彼氏と別れたくない時の説得方法!電話やlineで引き留める方法10つ」を紹介します。
無理をして会ったり、言いたいことがまとまらない連絡をする前に、この記事で彼を引き止める方法をマスターしてください。
とにかく話を聞く
説得のために必要なのは情報収集ですから、彼が何を思って別れを決意したのかといった考えを知ることがスタートです。
ですので、まずは何よりも彼の話を聞いてあげるということを忘れないようにしてください。
そのために具体的なテクニックとして一番オススメなのが、心理カウンセリングの分野でも必ず使われる【傾聴】です。
文字通り、相手の方に体を傾いて聴く、つまりさらっと”聞く”のではなく、言葉一つ一つをしっかり受け止めるように親身に”聴く”ことになります。
誰でもできる傾聴のポイント
傾聴を「心理カウンセリングで使う手法」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実はポイントを抑えれば簡単にできるものなんです。
そのポイントとは、
- 「〇〇って感じたんだね」のように相手の言葉をそのまま言葉を繰り返す(オウム返しの要領)
- 「つまり〇〇だったんだね」と相手の話を要約する
- 相手が話している時に割って入らない
- 否定や、批評、アドバイスをせず、聞くことに徹する
- 無理に共感しない
この5点です。
「彼の話を聞こう」「彼の言い分を知ろう」という意識を持っていれば自然にできるようになるので、あまり肩肘を張らずに意識してください。
彼氏の言葉を否定しない
別れたいと言う彼の思い、別れたくないあなたの思い、思いが違えば「それは違う!」とつい彼の言葉を否定したくなると思います。
でも、だからといって感情のままに彼の言葉を否定してしまうのは一番やってはいけないことなんです。
こういった言葉は彼の考えや価値観そのものを否定してしまうことになり、彼を余計に怒らせてしまいます。
例えば、
- 「その考えは違うよ、だって○○は○だし」という理論的な否定
- 「気持ちは分かるけど、普通は○○でしょ」という他者と並べる間接的な否定
- 「どうしてそんなこと言うの?私は○○なのに」という感情的な否定
こういった言葉はつい別れ話の時にはとっさに出てしまいがちですが、まずは彼に言いたいことを言わせる為にぐっと我慢しましょう。
引き止めたいなら「受け入れる姿勢」を見せる
彼の言葉を否定しないでいられるようになったら、次は「○○君の気持ちはよく分かった。詳しい話を聞かせて」というように、彼の意を受け入れる姿勢を見せましょう。
こうすると彼は「話し合う気はあるんだな」と分かってくれ、あなたの意見や言い分も聞こうとしてくれるようになります。
別れ話の”結論”は先に延ばすように持ち込むことで、引きとめるチャンスを増やしていきましょう。
声や文章で伝わるテンションに気をつけて
彼を連絡を引き止める場合、声や文章だけでも伝わるテンションに気をつけましょう。
例えばあなたも、自分が真剣に相談をしている途中で相手がイライラした態度になると話すのがためらわれるでしょうし、真面目な話をしているのにふざけたスタンプを送られると「話聞いてるのかな?」と心配になりますよね。
こんな風に電話の時なら声や話し方、LINEなら文章や絵文字やスタンプなどに気をつけないと、「重い」「真剣に話を聞いてくれてない」「感情的になっていて話にならない」などと思わせてしまうことがあるんです。
彼が真面目な態度ならあなたもそれに合わせた態度を取れるように意識しましょう。
電話ではどんな態度がいいか
電話やLINE通話の時であれば、
- 早口にならないようゆっくり話す
- 彼の話に対して相槌を忘れない
- 言葉が上手く出ないときはじっくり時間をかける
- 声のトーンは普段より若干低めにする
- 周囲の音が入らない、静かな場所で電話をする
このように、落ち着いた様子や、彼との電話に集中していることがわかるような態度を意識しましょう。
LINEやメールではどんな態度がいいか
LINEやメールでは電話とは違い文字でのやり取りになります。
そのため、電話よりも意識する点が少ないですが、逆にちょっとしたミスで彼に「俺の話聞いてるのかな?」と誤解を与えることもあるので気をつけましょう。
彼を誤解させず、きちんと話をしてもらう為には、
- 彼の返事がない状態で何度もメッセージを送らない
- 絵文字やスタンプは使わない
- 「・・・」「!」「?」を多用しすぎない
- あまり長文にならないように気をつける
- 文字を打って時間がかかるようなら「ちょっと待ってね」「考えさせてね」など一言入れる
こういった部分に注意をしましょう。
鬼電、鬼LINEはしない
彼の返事が遅かったり、とにかく話し合うチャンスが欲しくなると、つい連絡も増えてしまうことと思います。
彼氏と話ができれば不安も少しは薄れると思いますし、だからこそ怖さ半分、返信が欲しいのが半分、そんな気持ちでつい連絡したい気持ちが大きくなるでしょう。
ですが、別れを意識している彼にとって、彼女から必要以上の連絡が来ると、「怖い」「面倒臭い」「ブロックしよう」なんて思ってしまう可能性が上がってしまいます。
別れを引き止めなければいけないタイミングなのに、それ以前に連絡が取れなくなったら大変です。
どうしても彼の返事を待ってスマホや携帯を手放せないようであれば、彼以外の人に連絡をして気持ちを分散させましょう。
思わず彼が別れを考え直すような感情を見せる
別れ話となると、あなたの中で「私のことを大切に思ってくれない」「私の気持ちを分かってもらえない」という気持ちが強くなってしまうかもしれません。
そんな彼の分からず屋な姿勢に「なんで分かってくれないの!?」とつい声を荒げたくなる気持ちもあると思います。
でも、男性は女性の怒りの感情がとにかく苦手で、ただ人並みに怒っているだけなのに「ヒステリック」「女ってめんどくさい」と引いてしまうものなのです。
ですが、ここで怒りではなく「分かってもらえなくて悲しい・・・」という悲しみの感情を見せることによって、男の人は「かわいそう」「いじらしい」という「守りたい」という気持ちが芽生えるようになるのです。
彼に見せる感情をちょっと工夫するだけで、彼の気持ちは真逆になるということを覚えておいてください。
悲しければ泣いてもOK
彼に別れ話をされた時、悲しくて涙が抑えられないのなら泣いてしまっても問題ありません。
場合によっては「涙が止まらなくてちゃんと話ができないなら、また明日話す?」と猶予をもらえるキッカケにもなります。
ただし、
- 大声を出して泣く
- 甲高い声を出して泣く
- 泣くことに集中しすぎて彼の質問に答えない
- 終始泣き続ける(泣き止まない)
こういった泣き方は彼に「面倒臭い」と思わせやすいので、しないように気をつけてください。
あなたが悲しくても一生懸命に彼の話を聞こうをしていると分かってもらえれば、彼はそんなあなたの真剣な姿勢を見直してくれます。
時間稼ぎも効果的
きっと彼から別れを口にされた時点で心臓はバクバクして不安でいっぱいだと思います。
「こんな状態で冷静に説得なんてできないかもしれない・・・」という時は、「落ち着いてからしっかり話を聞きたい」という意志を彼に伝え、時間稼ぎをするのも効果的です。
彼に納得してもらう為には、
「大事な話だからちゃんと聞きたいんだけど、私が今ちゃんと聞ける状態じゃないから、悪いんだけどもう少し時間をちょうだい」
というように、あくまでも「彼の話をちゃんと聞くための猶予が欲しい」という姿勢でお願いするのがポイントです。
その間に心を落ち着かせたり、引きとめる対策をより具体的に練るなどしていきましょう。
素直な謝罪と改善しようとする前向きさを見せる
彼を引き止める為には別れの理由を払拭するのが必要不可欠です。
その為に、あなたに悪い点があるのならそこを素直に謝り、彼に「改善の余地がある」という期待を持ってもらいましょう。
「そんな思いをさせてごめん」「無神経でごめん」「私のせいだね」というように、自分の非を前面に認めた謝罪が効果的です。
また、そこからさらに「こうすれば良かったのかな」「あなたはどうして欲しかった?」というように、自分から改善点を探そうとする前向きな姿勢を見せられるとなお好印象になります。
口先だけの「ごめんなさい」「もうしません」は、別れ話をされている段階では効果を発揮しないので、「改善しようとしている姿」をアピールしいていきましょう。
彼の罪悪感を刺激して引き止める
罪悪感があれば、どんなに彼の別れたい理由が正論だったとしても「俺もあんな言い方しなくて良かったかな」などと自分を振り返るきっかけになり、あなたを許す心の隙間が出来てきます。
そこで、「○○君のために別れたほうがいいのかもしれない」「私は辛いけど、この方が○○君にとっては幸せなのかな・・・」といった言葉で、彼のことを最優先に考えている姿勢を見せていきましょう。
幸せを願われて嫌な思いをする人はいませんし、自己犠牲に見えるようなこの姿勢は、別れを切り出した側に罪悪感を芽生えさせるキッカケになるのです。
自分メインの態度にならないように注意
別れるか別れないかの瀬戸際ではあなたの感情もぐちゃぐちゃだと思います。
でもそこで「あなたが何と言おうと私は別れたくない!」と自分メインの姿勢でいると「最後まで自分のことばかりなんだな」と彼をさらにがっかりさせてしまうのです。
彼を言いくるめたり、何が何でも納得させようとする攻撃的な姿勢ではなく、
「こんなに良い女の子を捨てていいのかな」
「俺、本当にこれで後悔しないかな」
と思わせることが大切なので、あくまでも彼の立場で物事を考えてあげるという冷静さと優しさを持つように意識してくださいね。
彼に感謝をする
「別れ話の時に感謝をするなんて」と驚かれるかもしれませんが、案外これが意外と効果のあるオススメの説得方法なんです。
あなたが驚いたように、別れ話をした彼氏も当然感謝されるなんて微塵にも思っていませんから、
「別れたいと思うのは自分勝手なのかもしれない」
「こんな風にお礼してくれるなら、怒って別れようなんて言う必要なかったかも」
「彼女は本心から言ってくれているのだろうか、何を考えているか気になる」
と彼の考えを改めさせたり、あなたへの興味を起こさせて結論を先延ばしに出来るきっかけになります。
感謝の伝え方の例
「感謝するのがいいとは分かったけど、実際にどう言えばいいのか分からない・・・」と悩む人は、以下を参考にしてください。
例えば「別れようなんて言い辛かったと思うけど、はっきり言ってくれてありがとう」といった感謝であれば、話し合いが始まってすぐにでも伝えることができます。
逆に、ある程度話が進んだ後なら「すごく辛いけど、〇〇くんのためにも別れるしかないのかな。今までありがとう。でも寂しいな」と涙ながらに伝えれば、彼の罪悪感は大いに刺激されるでしょう。
あくまで一例なので、彼との話の流れなどに応じてアレンジしてくださいね。
一発逆転を狙って別れを受け入れる
あまり気持ちのいい話ではありませんが、彼は本当に別れようとしているわけではなく、実はあなたの気持ちを試しているケースもあります。
そこで、過去に彼があなたの気持ちを試してきたり、思い当たる部分があるようであれば、思い切って彼のお別れを受け入れてしまいましょう。
すると彼は、
「もっと引きとめてくれると思った」
「こんなすぐに受け入れるなんて、もしかして他に男がいるのか?」
「本当は、別れ話をされるのを待っていたのか?」
と不安に感じ、一気に彼の方があなたを引き止めるような形勢逆転ができてしまいます。
引きとめることが出来るのは嬉しいですが、それよりも彼の方から別れを撤回してもらえた方が嬉しいですし、安心しますよね。
彼の心理を読み違えないように注意
この説得方法は形勢逆転できるのがポイントですが、もちろん彼の心理を読み誤まってしまえば状況は悪くなる可能性もあります。
ですから、
- 過去に彼があなたの気持ちを試したことがある
- 彼は構ってちゃんである
- 彼はあなたを少し下に見ているような節がある
少なくとも、このどれかに当てはまる場合にのみ、この奥の手を試して引き止めることをお勧めします。
彼が確実にあなたを試している、もしくはあなたが絶対に別れを拒否すると信じきっている場合にのみこの奥の手を使い、彼をびっくりさせることで別れを撤回させましょう。
まとめ
別れが目前に迫った今は彼氏に向き合うのが怖いと思いますが、何もしないままでいれば彼のペースになり、状況は悪化してしまう一方です。
そうなる前に、彼の話をしっかり聞いたり時間稼ぎをすることでうまくあなたのペースを作っていきましょう。
そこから彼を再びつなぎとめ、今度は別れの危機が訪れることのないような関係を目指していけるよう、まずはこの目前に迫った別れを回避できるよう全力を注いでください。
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